赤ずいきの煮物

夏の野菜 赤ずいきが手に入りました。
我が家では 単にずいきとしか呼びませんが
青いものもあるようで 一般にはそれと区別して 赤ずいきと呼ばれているそうです(近所のおばちゃん調べ)

これは里芋の茎と葉 そして若い根の部分のことだそうです。
ほとんどは茎の部分なんですが 私はこいつの根が大好きなのです。
ずいきは 皮をむいて適当にカットして 鍋で茹でます。
このとき アク抜きの為 酢をひとたらしします。

3分も茹でれば ざるにとって水切りします。
調味料で茹でていきます。

醤油 酒 味醂 ダシ汁 1:1:1:3くらいの割合が わが家のレシピなのですが この辺は 各自試してみてください。

醤油は減らしてもいいと思います。

落し蓋をして 弱火でコトコト炊いてゆきます。 
出来上がりです。
仕上がり量が少ないですが 画像用に少なく盛ってあります。
実際の量は この3倍くらいありまして 残りは他のおかずとともに 友人にもって行きました。

なんせ親父と二人きりの家族なんで 何を作っても余ってしまいます。
赤ずいきの根の部分 本来ならこれもいっしょに煮付けてしまうのですが 今日は別の一品を作ってみました。

茎より硬い根の部分は 長めに茹でて柔らかくします。

歯ごたえを残す為 5分位で茹でるのを止めて ざるにとります。
いりこ(だしじゃこ〜カタクチイワシの煮干)のはらわたと頭をちぎり 水から茹でてだしをとります。

今日は加熱を短い時間にしておいて この煮干を別の料理に使います。
今とったダシ汁に 醤油 酒 砂糖で味付けします。

コクのある九州醤油と 黒砂糖を使ってみました。

両方とも味も色も濃いので 通常より控えめに使います。

醤油はほんのひとたらし 黒砂糖も大豆くらいの大きさしか使いません。
しばらく煮込めば すぐに色がついて 料理ができてしまいます。

下茹でしてあるので 色がつけば出来上がりです。

そのために濃い色の調味料を使うのです。

でも実際食べてみると 味は薄くて甘みも柔らかくて ヘルシーな仕上がりにできています。
けずりカツオをかけて出来上がり。

ポイントは コリコリした歯ごたえを残す為 茹ですぎないこと。

下茹でには お湯に酢を一滴いれることなど。

雑食記