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雨男・雨女

前に書きましたが 私はかなりの雨男です。
最近は 少しマシになりましたが なかなか愉快なエピソードを 沢山持っています。
そのうちの一つを 書いてみましょう。
5〜6年前にセローで行った 夏の北海道ツーリングでの出来事です。
この年は 北海道もすっきりしない天気でしたが 曇り空の中 礼文島の久種湖キャンプ場に この日の泊まりを決めました。
同行は稚内港で知り合った XJ400に乗った東京の大学生と(男) カワサキのエリミネーター250SE(並列のほう)に乗った 金沢の女の子(勤め人)でした。
彼女の方は 利尻島 礼文島 稚内と一緒でしたが、背は高くスリムでめがねが似合っていて ちょうどドクタースランプの「アラレちゃん」の手足を伸ばして大人にしたような感じの 感じのいい子でした。
キャンプ場についてみると 結構広くていい感じで景色も良く平地で テントも張りやすそう。良く見ると 広いテントサイトには 沢山のキャンパーがテントを張っていましたが真ん中の一番いいところが ぽっかりと大きく広く空いていました。そこは 草もなく土が見えて 平らでとても快適そうに見えました。多くのキャンパーが ペグダウンしているサイトは草ぼうぼうで とてもキャンプしにくそうでした。

不思議なこともあるもんだと 3人顔を見合わせていましたが こんなチャンスを見逃す手はないので 3人で真ん中をいただくことにしました。3人適当にテントを離して ペグを打って荷物をほどきました。風呂も入って飯も食って アラレちゃんにコーヒーを入れてもらって やがてゆっくりと夕暮れが近づいてきました。私はラジオを聴いて横になっていた時でした。
突然 あたりが真っ暗になり みるまにぬるい雨が夕立となって 降ってきました。キャンパーたちは 皆 テントに逃げ込み雨の止むのをひたすら待ちました。私もテントの中で 大人しく横になることにしました。10分ほど経った時でした。足元が ふわふわします。やがて テント全体がふわふわしてきました。
もう外を見なくても 事態は理解できました。テントの周りからじわじわと 水没しているのです。土砂降りの中飛び出して 二人に避難を呼びかけました。テント内の荷物は 屋根のある炊事場へ一時避難させて 大急ぎで安全な場所に引越しです。
あたりを見渡して はじめてこのキャンプ場の謎を理解しました。

でこぼこの草の多いはじっこのテントサイト→安全な場所
草のない快適な平らなサイト→雨季は水の中 という公式が成り立ちました。
私たちは 安全な場所を決めかねた結果 一つの判断をしました。
たぶん 一番安全であろうと思われる場所 それは便所の横でした。ここが 一番草ぼうぼうで 水没しそうになかったのです。嫌な場所ですが・・・

 それからの移動が大変でした。ペグを抜いてテントを引きずってバイクを移動して・・ 
私は 軽装でテントも一人用のものだったのですが アラレちゃんは 大荷物でキャンプしていて テントもジャックウルフスキンの とても立派なテントだったのですが 入念に ペグダウンしていた為 外すのに大変だったみたいです。
でも彼女 私が手伝いに出ようと覗くと あらかた移動は終わっていました。
キャンプ慣れしているらしく 感心してしまいました。
お役に立てませんで あの時はすみませんでした。

三人とも びしょ濡れになりましたが 逃げる場所もなく テントの中で過ごしました。
便所の横の感想? ここは 匂いも全くなく意外と 悪い場所ではありませんでした。
ただ 夜遅くまで人の通行があって寝にくかった と他の二人が言ってました。私は その辺鈍感なもんで いつでもどこでもすぐ寝てしまうので 全く知りませんが(笑)
 あのときの テントの中の感触を思い出すと 今でも苦笑します。
ふわふわした時 最初は面白がってしまいました。ウオーターベットって あんな感じなんでしょうか?その後 ふと我に帰って慌てましたが、2度と経験できない出来事でしょうね。いつも 設備の整ったキャンプ場ばかり利用しているので こんなめに逢うことは まずありません。

肝心の雨男・雨女ですが、どっちだと思いますか?私の方は 稚内で彼女と別れて友人と落ち合って ツーリングを続けましたが お天気はその後回復して 快適なツーリングになりました。彼女の方はその後南下して 小樽から新潟へ渡って 帰ったそうですが その間中ほとんど雨だったとか・・・ということで彼女の勝ち!
私より強烈な雨女に 初めて出会いました。

アラレちゃんの話は 又今度。
雨男の話も まだまだ続きます。

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