2002年ゴールデンウィークに九州に出かけました。



今回 キャンプしたかったのですが 雨模様が予想されたので テントは持って来ませんでした。今回は持って来なくて 正解でしたが、キャンプ出来なくて残念です。



六甲埠頭にて 例によって フェリーに乗って出発です。
予約無しだったので、不安でしたが なんとか乗れました。
せめて 当日電話しとけば
こんな思いをしなくて済むと いつも思いますが、
休める見通しが 直前までつかないことと 
天候に左右されるバイク乗りの事情で 
予約が取れないのが実情です。



さて 大分に昼前に着いたので、別府の竹瓦温泉に入ってから、やまなみハイウェイに向かう。
天気が今ひとつなので 湯布院から瀬の本高原 (せのもとこうげん)まで ノンストップで走り 今回の目的のひとつ 赤川温泉に行く。

今評判の黒川ではなく 瀬の本高原から 反対方向にあり、一軒宿で くじゅう山の登山口にあたります。なかなかいい 温泉でした。

中は 男女別の内風呂と 露天 そして混浴の露天があり 3つが つながっています。

温泉で温まったところで 阿蘇へ向かいますが、ますます空が曇って 今にも降り出しそうになった所で 大観望に到着しました。


阿蘇 大観望から中岳を望む。

残念ながらガスって釈迦の寝姿は見えませんでしたがミヤマキリシマが きれいでした。

近くの牧場で食べた 焼肉がとてもおいしかった記憶があります。

阿蘇の街まではこの山を下っていくと 10分位で到着します。

内牧温泉の 温泉銭湯に入ってから、電話しておいた阿蘇ユースに早めに着きました。

ここは 何年か前から、食事の提供がなく素泊まりですが 近所に美味しい食堂があるし、持込するのに コンビニや スーパーもあるので 食事には困りません。 



  
旅行というと 上げ膳 据え膳で 美味しいものを食べて温泉入って..........と言うイメージ しかない人も多いと思いますが、知らない土地で 地元の市場やスーパーを覗くのも 楽しいものですよ。

観光地の観光客になって 土地をまわっても 絶対によそ行きの顔しかみえてきません。
それはそれで 楽しいのかもしれませんが、少なくとも私には 退屈です。

観光客ではなく 旅人という言葉のひびきの方が 私は好きです。   


         
ユースでは 雨のせいか人が多く、少しアルコールが 入ってるかな?と言う人も見られて わきあいあいでしたが 皆な 翌日のお天気が心配そうでした。

左の子は 大阪 寝屋川市のこで なんと50ccのディオで ここまで来てました。

右の女性は OLさんで関東方面の鉄道旅行者でした。

赤いのは 風呂上りということにしましょう。
私の写真の腕が悪いので写りは今ひとつですが 実物はお二人とも もっともっと 美人でしたよ。

この晩は 馬刺しを買って来て、少しだけ贅沢をしました。
他のホステラーにも おすそ分けしましたが好評でした。

なんせスーパーで 馬刺しが普通に手に入るのですからたまりません。



 
 翌日は 朝から雨。今日はバイクに乗るのを止めて阿蘇ユースに連泊することにして
 熊本まで鉄道で行くことにした。

連れは美人のアメリカ人の2人連れ。
(日本語ぺらぺら)退屈することもなく 
熊本城まで一緒でした。
(写真はありませんが) 

で、一人になって 路面電車に乗ったら 
いい感じのおかあさんが 隣にいたので
 お願いして 撮影させていただきました。
とても  若いおかあさんですね。


翌日は 曇りながらも何とか雨も止んで 霧島へ出発しました。
途中天草へよりみちして 以前行きそびれた 崎津天主堂と大江天主堂へむかいました。
天草と有明海は とても大好きな場所の一つです。


                                    
大江天主堂 バイクで側までいけます。
とてもりっぱな天主堂です。
崎津の方は港町の気さくな教会
というかんじでした。
ここも 崎津天主堂も 内部は撮影禁止です。
 当然のことですが 信者の
 迷惑になることは やめましょう。
ここは 観光施設ではではありません。
八代から 天草そして鹿児島までの
 海の道 島の道は 美しい橋と海 
そして 船の道でもあります。
私のお気に入りは 島々を巡るフェリーです。
天草下島〜鹿児島県長島は今でも橋がなく
 フェリーで連絡しています。とても小さな船が
 美しい海を行き来しています。
  牛深港〜蔵之元 間のフェリー船内から

天草まわりで 時間をくいました。先を急ぎましょう。大口からえびの市を回って
 生駒高原を通って えびの市営露天風呂へ ここは数年前、大雨に祟られて
怖い目にあいました。露天風呂は水没してしまい 宿泊していた私たちは 
増水にビクビクもんで 早朝逃げるように山をあとにしました。
後でニュースを聞くと そこから2〜30kmの所で山崩れがあって死者がでたそうです。
気象ニュースでは 私は その日、日本で 一番 雨の 降った場所に いたそうです。


えびの市営露天風呂
 ロッジに泊まることも出来る 日帰り入浴施設
熱い時は 川の水でうめる
 冬はもしかしたら 温いかもしれない。
この日は 霧島神宮ユースに宿泊しました。バイク&山登りのホステラーが大勢いました。
アルコールOKのユースで 生ビールにありつきました。こんなユースも珍しくもないのが 最近の状況です。
もう 昔ながらのアルコール不可 毎日ミーティングのユースは ほんの一握りになりました。
時代の要求でしょうか?でも 大人には より親しみ易くなりました。
もう若者の宿と 呼べなくなっています。大人には 好評ですが。
一夜明けて 霧島を後にします。地下の蒸気を逃がしている所でしょうか。地球の神秘を感じます。
やまなみハイウェイを 引き返して 一直線に別府に戻ってきました。
2つ 3つ 温泉に入ってから別府ユースへ。
ここは いつ行っても いつ電話しても何とか泊めてくれる 
我々の様な 不良ホステラーには 強い味方です。
ここに宿泊した3日後、別府ユースは
 別の場所に移転しました。
今度の場所は 駅に近くなりましたが
 前より収容人数が 減ったそうです。
前みたいに泊まり易ければ
 良いのですが............
朝、早起きして 佐賀関から フェリーで
四国の先端 三崎港へ。
ほんっとにフェリー好きでしょ
 我ながら 自分でもそう思います。
これ見ている人は  まだ乗るか〜 
と思ってらっしゃるでしょうね。
この後
三崎から八幡浜へ向かう メロディーラインは
 風が強いが 気持ちのイイ道です 。           

                 
今日中に帰りたかったので、松山から高速で 徳島まで一気に走りました。こういう時はでかいバイクは頼もしい、しかし ツーリングとしては単調で 楽しくない走行ですが、しょうがない

徳島まで来ると 今回最後の雨が 降って来ました。危ないので 徳島ユースに逃げ込みました。休みは まだ一日残っているので 無理をせず ここで宿泊することに決めました。

晴れて翌朝 淡路島から大阪へ帰ります。
カワサキさんが作った、明石大橋を渡らずに
「たこフェリー」に乗って帰ります。
大橋の下を通るので、お得な気分です。
霧が出て 2時間待たされましたが
 おかげで 面白い写真が撮れました。
たこフェリーは、省人化が進んでいて
随分 苦労されているようでした。

いつものように 雨に祟られましたが、最近のツーリングでは かろうじて濡れなくなってきました。とても良い傾向ですが、油断は禁物です。雨男で唯一の良いところは 雨の日は ネズミ捕りも お休みすることくらい。(雨の日は 危なくて飛ばせませんが)




今回 随分とフェリーに乗りました。 断っておきますが 私はフェリーフェチではありません。ただ ちっちゃい船にバイクを乗せて ボーっとするのが 何となく好きなのです。こうやって説明しても 理解して貰えないでしょうが。船の種類は 一切解らんし 興味も無いのですが。

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