リコーカプリオG4 wide

現在の主力機 どこへ行くにも必ず首から提げて 常に手から離しません。
売り出した当時に思わず衝動買いしてしまいました。もちろん 新品で買いました。
普及機なので そんなに高くはありませんでしたが、出た当時結構マニアに人気があって 品薄でした。

リコーのデジカメは一般の人には 馴染みが薄いですが フイルムのコンパクト機の名機 「リコーGR-1]を作っているメーカーですから 実力は充分で期待を持って購入しました。

広角28ミリの機種は ニコンに続いて2台目ですが こちらのほうがふたまわりくらいコンパクトで使い易いです。
いかにもプラスティック然とした 軽くて質感に乏しい造りのボディですが かえって気を使う必要もなく 気兼ねなく乱暴に扱えるところが 実用機として素晴らしいです。

そして 案外丈夫です。
シャッターレスポンスはかなり良く チャンスを逃しません。また起動も速く スナップ機としては かなり理想に近い動きをします。

広角レンズのため 露出はかなり慣れを必要とします。
撮影範囲が広いため 極端に明るいものとか 極端に暗いものに露出が引っ張られやすい欠点はありますが これは練習で克服するものです。

デジカメは望遠側よりも 広角側に強いカメラを作るの方が ずっと技術的に難しく 更にコンパクトに作ることは もっと困難なのです。
ですから 28ミリなど広角側に強いデジカメというのは 作っているメーカーも少なく リコー以外は高級機か準高級機などしかありません。
しかもリコー以外は かなり大きなボディのカメラばかりで この点でもリコーに拍手を送りたい気分です。

G4wideは エントリー機の価格帯のカメラなのに 上級機のようなマニュアル設定があったり 長時間露出設定があったりと マニアックなカメラです。
もうかれこれ 使い始めて2年目に入ろうとしていますが 故障もなくバンバン使い込んでいます。

広角レンズのカメラというのは使い慣れてくると 普通の焦点距離のカメラに戻れなくなる魔力があります。
集合写真など普通のデジカメより 沢山の人が写りますし 広角を生かして遠近感を強調した画像などを作りやすく 腕次第では 他の人とはちょっと違う味のある絵面が作れます。

このカメラの弱点といえば 暗い場面でのピントがやや甘くなる傾向があることです。
明るい時は画質や色あいなどは 申し分ないのですが 暗くなると とたんにピントが合いにくくなります。また近接撮影もピンをはずし易いです。
この点は 改良して欲しいところですが この後出た機種もあまり変らないようです。

このところ このカメラの出番がダントツに多く 手放せないものになりつつあります。
メモ代わりとして また画質設定を高画質にして風景写真にと これ一台で何でも使っています。。
なんなら 予備にもう一台買っておこうかな・・・・・嘘です 無駄遣いはいけません。(我慢我慢・・・・(笑)
参考画像  雪の日の散歩   岡崎動物園前のイチョウ

リコーカプリオG4 wide
有効324万画素 光学3倍ズーム(28〜84) SDメモリーカード使用 単三電池使用(アルカリ or ニッケル水素電池) リチウムイオン電池(充電式) CCDサイズ 1/2.7インチ

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