高知城前のひろめ市場

高知の人は 酒をよく飲むそうで 一人当たりの飲酒量では たぶん日本一ではないかと ある人に聞きました。

ひろめ市場は 高知城のそばにあり 街中にある観光&屋台村のような施設です。

施設では みやげ物販売 定食や&飲み屋&甘味どころ 服や 果物や 野菜 携帯や etc・・・・

食べものや以外も 沢山店舗がありますが 夜は屋台村に早がわり。
屋台村はカフェテリア方式のところが多く 各店舗に行って好きな食べ物を買い 広場のフリーテーブルで食べられます。勿論アルコールも販売しています。

使う食器はガラスや陶器 メラミン樹脂などを使い 出来るだけゴミを出さない配慮がなされていて 店舗側もお客さんのほうも なかなか意識が高いなぁと 私は思いました。

この日食べたもの 「のれそれ」 穴子の稚魚で新鮮な生を二杯酢をかけていただきます。

こちらでは春の味覚で 大阪でも一部で食べさせてくれるところもありますが やはりこちら本場高知のものは鮮度が違います。

プリプリとした触感とノド越し あっさりとした味わいは白魚を食べているようです。
「どろめ」いわしの稚魚。生のしらすです。
こちらもあわせ酢でいただきます。

のれそれよりもコクがあり 味が濃く それでいて生臭みはありません。

触感はぷりぷりと弾力があり いくらでも食べられそうです。

酒がすすみます。
大型魚のわたの煮付け。
たぶん鰹かマグロの肝臓 食道 胃などだと思います。
かなり新鮮なものではないと 料理できないですから 産地でないと食べられないものです。

味付けは甘辛く しかし薄味に仕上げてありました。
豆腐と糸こんにゃく(しらたき)に味がしみて かなり「酒の肴度」がたかいです。
「鯨のさえずり」の茹でもの いわゆる鯨の舌の部分を茹でてあり、酢味噌でいただきます。

かなり貴重なもので 大阪では入手しにくく しかも高価ですが こちらでは安価でしかも新鮮で うらやましいかぎりです。

肉はいっさい臭みがなく 脂の部分はあっさりしていて くどさがありません。
ある店の食品ケースの中身です。
くじらのたたき(生) くじらしゃぶしゃぶ オバケ(さらしくじら) 鰹のたたき 鰹の刺身 飛魚の刺身 おろしちりめん 穴子のてんぷら うつぼのから揚げ etc・・・・・

私はほとんどここで買ってしまいましたが 他の店もここに負けないくらい 色々な珍味やスタンダードな酒の肴 おかずなどが並んでいました。

他の店は 海産物以外の鶏肉のから揚げなどもありました。
皆さん好みのものを買ってきて 仲間同士で飲んでいます。

客を見ると 殆どの人の服装から 会社帰りの勤め人と思しき人が多かったです。

観光客よりも地元率が高く 高知の人に親しまれている様子がよくわかります。

うまい酒とうまい肴 明るい店内 私も隣の人と話しこんで 楽しいひと時でした。
ひろめ市場
高知市帯屋町2-3-1
開館7:00〜23:00(各店舗により違いがあり 飲食店などは昼からです)

基本的に無休 正月のみ休業

そのた各種イベントなどあり
詳しくはHPにて

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