海鮮処 回転寿司  海人

門司港海峡プラザ裏にある 回転すし屋。
回転すしなのに レーンには寿司がほとんど流れていませんでした。

上ネタが多いので 客は殆ど直接注文しています。
地元の客が多く お目当てだけを最小限頼んで食べている様子です。

まずは フグの白子。
とろっとして臭みもなく さわやかな甘みと クリーミーな舌触りは たまりません!

舌に乗せると とたんに溶けてしまって なくなってしまいました。
後に残ったのは さわやかな潮のかおりだけ。
次は「ナシフグ」というネタ。
地元ではメジャーなネタですが、私は見るのも食べるのも初めてです。

口に放りこむと コリコリとした歯ごたえと 柔らかな甘み。

上品でさわやかな身の味は たとえようのないもの。

いくらでも食べられそうですが ここは我慢我慢
次に移ります。
鯨のベーコンの握り。
歯ごたえはやや硬く 歯を当てるとザラッとした感触。
 力をいれると ぶつっと歯が入って 突然噛み切れました。

わずかに鼻に抜ける香りは 魚の様な肉のような 両方の匂いがします。

これはまさしく鯨の匂い。

ただし 強烈なものではなく 味のアクセントとして 好ましいくらいの優しい匂いです。
噛み締めていると 脂身が溶けて来て 楽しい味に変わります。
本番はとらふぐの握り 
待ってましたとばかり口に放り込むと 舌を押し返すばかりの弾力の素晴らしいネタに驚きました。

分厚い身は 食べ応え充分です。

切り身というより やや薄いぶつ切りというべきか。

やはり新鮮なフグの身は 生で食べるのが一番なんでしょうか。

この上品な旨みは紛れもなく海のものなのですが この素晴らしい歯ごたえは陸の肉のようです。

生臭みは全くなく さわやかな香りすら感じます。 

大阪ではてっちり(フグ鍋)に人気がありますが こちらではてっさ(ふぐ刺し)に軍配が上がるようですが その理由が分かる気がします。
海鮮処回転すし 海人
北九州市門司区港町3-3
TEL 093-322-5522
11:00〜15:00
17:00〜22:00
第2・4水曜休

トロも穴子も 上ネタなのにかなり安いです。

シャリも鮨酢も回転すしのそれではなく 良いものを使っているようです。(やや粘度は強いようですが)

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