亀八食堂
大阪からはちょっと遠いですが 三重県亀山市まで行ってきました。 ここは occhan rider さんから教えていただきました。 occhan rider さんによると ここはトラック野郎(死語)御用達のみならず バイク野郎(再 死語)も 沢山集まる ありがたーい食堂だとか。 |
私が行ったのが 昼前の11時40分くらいでしたが このとうり お客さんでいっぱいです。 近くで道路工事をしているおじさんたちや トラック便のおじさん 近所のおばさん 自転車に乗ってやってきたおじいさん 若いカップルに 年配のカップル 何を思ったか大阪からわざわざ食べに来た暇なライダー(約一名:笑) 店内は昭和レトロな昔食堂です。 けして昔(風)ではなく リアルな昭和調なのです。 菅原文太主演の映画 トラック野郎シリーズに出てきそうなそんな雰囲気がぷんぷんします。 あっ失礼! 平成生まれの人にはわからないでしょうね。 |
メニューの中身は焼肉でした。 教わったとおり 豚肉1 ホルモン1 ご飯中 うどん1とオーダーしました。 テーブルにしつらえたガス台の上に置いてある ちりとりみたいな鉄板に 注文した肉と大量のキャベツが投入されます。 肉には大量の味噌だれが乗せられていました。 これを焦げないように ひたすら箸で混ぜ続けます。やってみて分かったのですが 大量のキャベツからかなりの水分が出るので これを利用して肉を焦がさないようにすること また最初は味噌だれを直接鉄板に触れさせないようにすれば 焦げるのを緩和させられることでした。 ただし ある程度味噌も焦がし加減にしないと 美味しくないことも分りました。 |
少し火が通ってくると ガス火を弱め 味噌が煮詰まってきて焦げつきそうになったところは キャベツでこすります。 やや香ばしいくらいに味噌がこげて ホルモンと豚肉に充分火が通ったところで出来上がり。 さすが名古屋の食文化圏の亀山市です。 真っ黒に焦げた味噌だれが食欲を誘い かなり美味しく仕上がりました。 たれの味は 赤味噌 砂糖 果実系(りんごのすりおろしかも?)タマネギ(?)ゴマ 生姜(?) ニンニク 味醂 醤油などが 入っていると予想します。 あと野菜系が(根菜系)が入っているかもしれません。 (あくまで予想なので あてになりませんよ:念のため) 肉があらかたなくなれば うどんを投入して仕上げに食べます。 ご飯は中を頼んだので あっという間になくなってしまいましたが うどんまで食べるとおなかいっぱいになって 私には苦しいくらいの腹具合でした。 ご飯を大にしたら うどんは食べられません。 |
昔はこんな雰囲気の食堂は 大阪にもいっぱいありました。 こういうところは 食堂とか焼肉やとかいわないで「ホルモンや」とかいったもので 私が子供の頃は 大人の出入りする飲み屋さんで 子供がいけるところではありませんでした。 私の知っているところで 似た味を出す食堂といえば 北海道足寄町の「大阪屋食堂」か 道東直別の「ミッキーハウス」(ともにジンギスカン)が似ています。 他に ちりとり風の鉄板で焼肉を出す焼肉やは 大阪の生野区界隈にも少ないけれどあります。 |
食べ終わったあとの鉄板は 店のおねえさんが焦げを ヘラでごしごし 力技で擦り取っています。 大抵のテーブルでは 限界まで焦がしてしまうので 焦げ臭い匂いが漂っていました。 「香ばしい」から「焦げ臭い」に変わるのはすぐなので ガス火の調整は難しいのです。 おねえさん 私の鉄板はあんまり焦げてないでしょう?見てみて!(笑) 鬱到しそうだったので 早めに退散しました(汗:) |
亀八食堂 三重県亀山市布気町1799 TEL 05958-2-0828 営業時間 平日10:00〜23:30 土日10:00〜22:30 定休日第三月曜日 (2006/6現在) 焦がさないようにあなたも一度 亀八食堂にチャレンジしてはいかが? 今日も亀八食堂では じゅわじゅわという野菜を混ぜる音が響きます。じゅわじゅわ〜・・・・・ |