関西のうどん屋
大阪や京都では うどんや そばを 食べるのは 「うどんや」です
「そばや」になると そば専門店のイメージがあるし
なんか 少し高級イメージがあるような 気がします。

その うどんやですが、「麺類一式」 なんていう文字を暖簾に
 染め抜いたりしています。
やっているのは うどん そば どんぶり物 店によっては
 中華そば(ラーメンではない) などです。
気分的には おじさん おばさんが お昼ごはんを 食べに行くところと
 いった感じで定食屋とも 少し違うようです。

関西では 他所で目をむくような メニューが あります。
うどん定食   うどんと ごはん 漬物のセットです。
関西では ごく普通のセットですが 東京の友人は 「おかしい!」と言うのです
 うどんは おかずではなく ご飯の仲間(炭水化物)なので 変だというのです。

私は 友人に こう言いました。
「関西のうどんは スープ料理やから おかずやで」
麺は スープの 具なのです。
「東京にも ラーメンライスが あるやろ!」と 続けます。
 とにかく 彼にとって 「うどん定食」は 許せないそうです。

今度 彼が来たら お好み焼き屋に 連れて行ってやろうと 思います。
お好み焼き定食や 焼きそば定食を見たら ひっくり返るだろうと 思うからです。
キーシマ
 あまり 一般的ではないのですが 少し変わったそばが 関西の一部で
食べられています。
それは 焼きそばに使う黄色い麺を うどんの麺に使うソバです。
私の出身の高校 (大阪府高槻市) の食堂では そばメニューは 全部これでした。
最初は 貧乏くさい 代用メニューだと 思っていました。(焼きそば麺の代用)
しかし これもアリなんだそうで これの 正式名称は
キーシマ と言うそうです。

さて キーシマ ですが 以前母が 兵庫県の姫路に 遊びに行ったとき 
駅そばが これだったと言っていました。

その母を 2年前に亡くしてしまい 確かめるには 自分で行くしかないと思います。
 そのことは またのレポートで 報告します。
京都の 銭湯員さんに 掲示板で 教えていただいて キーシマの店に 行ってきました。ここは 京都市中京区 夷川通室町東入ルの 
「やっこ」と言う そばやさんでした。場所は
地下鉄丸太町駅南出口から 西へ5分位
残念ながら 日曜日は お休みのようで 仕方なく 迫力のある カレーうどんの 黄色いのぼりと 古い店構えを 撮影して 帰って来ました (銭湯員さん ありがとうございます)
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しかし 店頭に でかでかと 「テレビ 雑誌で
お馴染の 
キーシマの店」という看板がありました。そう テレビや 雑誌で 取り上げられるくらいの 有名な 店なんですか? 
私、あまり テレビ見ないもんで 知りませんでした。しかし キーシマって あれ正直言って 話題になるほど ウマいもんなんでしょうか?
 と言いながら ここまで来た私が 言うのも
なんなのですが・・・・(また 出直そう)
 
うどんやの 中華そば
さて きいしまと 兄弟関係と思われる 麺料理があります。
 それが 冒頭 関西のうどんやで 説明した うどんやにある 中華そばです。
麺は 中華麺。 だしはうどんだし あるいは うどんだしとラーメンスープの
ハイブリット(早い話が 混ぜたやつ)
その色は 限りなく澄んでいて きいしまに 似ているが 焼き豚(チャーシュー)
が乗っているので ラーメンの一種だと 確認できます。

味は まあ 女性が好む味といいましょうか 想像どうり 超あっさり系で
「京風ラーメン」と いっても通る味です。
 もちろん 実際に京風ラーメンは 実在してお店も 繁盛しているようですが
あれより こっちの方が 「京風」 らしいです。
 ただし 一般受けするか? というと疑問ですが・・・

きいしまは なかなか 見つけにくく なかなか見つかりませんが 
うどんやの 中華そばは 容易に見つけることが 出来ます。
 見つけ方は 古い下町のうどんやで なんでもありっぽい店がねらいめ。
(なんや 解りにくい説明で すいません)
 ただし はずれても 私は知りません。自分で探してください。
・・・・・・・・と、意地悪をいわずに 知っている店を教えましょう。

京都 富美家
たとえば 京都錦市場にある 「富美家」 さん。 おばちゃん率80%位で おっさんや
観光客は あまり 見かけませんが 京都市民の認知度はかなり 高いものがあります。
「何や しってるわ!」と 聞こえてきそうですが ここは うどん(特になべやきうどん)
が 美味しいですが 中華そばは
懐かしい味がして おすすめです。
「富美家」さんは 決して高級な店でも 観光客向けの よそ行きの店でも無いけれど
おばちゃんたちが 錦市場に買い物に来て 「うどんでも食べていこ!」と言う あなたの街にもあるような気さくな  どうってこと無い店です。
 (なんか ほめている様な けなしているような 富美家さん ごめんなさい 謝。 )

観光客は 高くて まずくて 冷めたものを(どこかのCMか!)喜んで
食べておりますが 旅行ってイベントだから これでいいのかも。ここで 白状しますが 最近2〜3年 富美家さんには
 いっておりません。私、年々 おっさん化しておりまして こういう所に 入りにくくなっております。
お店の前は 良く通りますので また入って なべやきうどんなど 食べてみたいです。
大阪府高槻市 多津家
もう 一軒、大阪高槻市の 阪急高槻駅前 高槻センター街(アーケード街)の
「多津家」 
私の 地元中の地元 
学校帰りに 寄り道したところです。
ここの中華そばも あっさりしていて 客もメニューも
 京都の富美家さんによく似ています。
ここは 中華そばもいいですが 
「ダブルかつ」 が おすすめです。
セパレート式の カツどんで かつと ご飯が別々に出てきます。
ここも おっさんには つらく 2〜3年 行っておりません。あしからず
尾道 みやち
中国地方ツーリング中に 立ち寄った尾道で うどん風ラーメンに出会いました。
尾道といえば 尾道ラーメンの 朱華園という位 地元の人も お勧めですが
私が 行った時は 50〜60人位並んでいて(午前11時位)、
並ぶ時間がもったいないので 第二候補 つたふじ と言う店に 行くと
ここも 臨時休業だと 店主じきじきに 言い渡され 困惑しました。
ここで 裏技。地元の人に 尋ねる事にして アーケード街の 文具屋さんに入って
ペンを買って お勧めを聞くと 「朱華園!」と言う 
すばやいお言葉。でも これは却下、
第二候補は ここの目の前の
「みやち」さんでした。

ここは 7〜8人入れば いっぱいの
 こじんまりした店で 店員さんは 愛想が良く
活気があって気持ちがよかったです。
メニューは 中華そばがメインで 
うどんとそばも ありました。
味は いわゆる うどんやのラーメンというより 
ラーメン屋のうどんというかんじ
限りなく うどんだしに近いつゆに
 あの例の麺 そしてチャーシューが 乗っていました。
特徴的なことは 追加のトッピングで なんと 
うどんに乗せる てんぷらと油揚げが 追加オーダー出来ることです。おもしろい経験をしました。
つたふじと みやちは 又 行って見たいと思います。(カブラで 行けるかな?)
 
ここで 紹介した店は 2〜3年前の情報です。行って実物と違う あるいは 
店が無いという 事態におちいっても 当方は関知しません。
また 味の方も あくまでも 当方の主観中心ですから 不味いと思っても
怒らないでください。 しかし 美味しいと思ったら あなたは 私の友達です。
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