国立民族学博物館   2006/1/14

雨の降る日 大阪吹田市にある国立民族博物館に行ってきました。

モノレール千里中央 万博記念公園ゲート

大阪の阪急京都線や東海道本線方面からは モノレールに乗るのが便利 私は阪急京都線南茨木駅からモノレールに乗り換え 万博記念公園駅で降りて 昔のお祭り広場の側を通り抜け 日本庭園横の国立民族博物館まで徒歩で向かいました。



民博(みんぱく)は 1970年に開かれた 日本で初めての万国博覧会のときに作られた 文化人類学に基づいた 世界中の国の衣食住の面から 民族の伝統と生活を研究紹介している施設です。
万博開催後 収蔵物は増え続け 大学の共同研究機関として 人間研究機関としても機能しています。
館内は各民族の 伝統的な生活雑器 祭礼道具 民族衣装 舞踊道具 楽器 など 多肢に渡って収蔵され公開されています。

展示ブースはどこも天井が高く 住居なども丸々入り 背の高い展示物(祭りの山車など)も そのまま展示してあり 多彩な展示物が見られます。

私から見たら まるで大きな等身大のおもちゃ箱のようです。

アメリカの展示 トーテムポール

南北アメリカブース

南アメリカの展示物 ハリガネバイカー

中米

バリ島の仮面劇 龍と神獣

アジア

遊牧民の夏家屋 ゲル(パオ)

北アジアの住居(実物)

ネプタ やごろどん

日本ブース ねぷたと九州のやごろどん

祭りの山車 民家のジオラマ


祭りの山車 南西諸島の家屋の模型


雅楽器

展示物で 私の一番興味を引いたのは 日本ブースでした。
私の知らないことや物が多すぎて 目を見張るほどの新しい発見に驚かされました。
祭りの様子や伝統的宗教儀礼など 今の日本人が忘れ去ったものなどが ここには沢山ありました。

その目で 各国の展示物を見直してみると どれも伝統と呼ばれる少し過去の生活(でも現在進行形ですが)を 見せてくれているんだと 気がつきました。

ここは何度か来ていますが 来るたびに展示物や展示方法が変わっていて 新しい発見があります。
また 常設展のほかに 期間限定のテーマ展示もあり 飽きることなく 興味は尽きません。

国立民族博物館のHP
アクセスはHPにもありますが 電車が一番便利です。近くには大阪日本民芸館 大阪府立国際児童文学館 日本庭園 自然文化園 エキスポランド(遊園地)などがあります。

車で来る場合は 日本庭園横に駐車場がありますが バイク専用の施設はないようです。
バイクで来る場合は モノレール公園東駅の付近か 万博公園中央駅の下に停めて 歩かなければなりません。


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