パナソニック リミックス FX-1

パナソニックリミックスFX1 ご存知浜崎あゆみのCMで有名な 手ブレ補正搭載のデジタルカメラです。
これが出る以前のデジカメ業界では 手ブレ補正機構が付いた機種は 高倍率ズーム搭載の高級機に限られていました。

これは この機構をコンパクト機に搭載するには 技術的に難しく またオーバークオリティになって コストがかかるばかりで 必要ないと思われたからです。

しかしこの機種が手ブレ補正を コンパクト機に採用してからは ユーザーの強い支持を受けて 売れに売れて すぐに後続機が出るくらい大人気になりました。
後継機のFX7 FX2は ユーザーの意見を良く聞いて モニターを大きくした改良を加え 更に販売台数をのばしベストセラーになっています。

でも私には この初代の320万画素の機種の方が 500万画素の後継機よりも使い易いです。
webで写真をアップするには 300万画素で充分で それ以上あっても ホームページの容量を食うばかりで アップロードするにも 見る方がダウンロードするにも 時間がかかりすぎるのです。
世の中 ADSLやFTTH(光ファイバー)を引いた家庭ばかりではないのです。
まだまだアナログ環境でネット生活を送っておられる方も多いのです。 

画像の色合いは ハデで見栄えがよく 解像感もなかなかですが ホワイトバランスがちょっと融通が利かず 蛍光灯や電灯下で撮影した時 色合いが正直に出て 赤っぽかったり 青っぽかったりと カメラの賢くない部分が見え隠れすることが ままありますが そこはそれ
自分でホワイトバランスを調整するとか 白セットして調整するとか それがダメなら 撮影後に画像を色補正するとかすればいいことなのです。

同じパナの高倍率機 FZ1に較べると 色あいはやや地味な傾向があります。
パナは手ブレ補正機の初期の頃は 色合いがやや派手めの傾向がありましたが その後少しずつナチュラル傾向に流れていっているような気がします。
それでもデジカメ界の中では 画質は鮮やか系の最右翼に位置するのではないでしょうか。

さて 手ブレ補正機構ですが これはけして万能なものではなく 手ブレを防いでくれるなんて考えるのは大間違いで 手ブレを軽減させてくれる機構なのです。お間違えのないように!

わざとカメラを振り回して写真を撮ったり 片手で撮ったりすると やはり普通に手ブレ写真になります。
カメラの基本はしっかりと構えて しっかりと撮ることです。

このカメラ 弱点がひとつだけあります。
手ブレ補正を使っているためか むちゃくちゃバッテリーの消耗が激しいのです。
手ブレジャイロは沢山電気を食うようなのです。

ですから私は撮影時 出来るだけ液晶モニターを使わず 光学ファインダーを使っています。

このへんまで来ると コレクションめいてきますが いいえちゃんと使います。実用で使い倒します。(ほんとかいな?)
使わなくなったら お嫁に出します。下取りにだして引き取ってもらいます。
戻ったお金で 次の機種を・・・・(あかんあかん あきませんがな)

これをどこかで読んでいる誰かさん 私が別の機種に浮気してたら 注意してください。
「FX1は?」って。 

パナソニック リミックス FX1  有効320万画素  光学3倍ズーム手ブレ補正レンズ搭載 SDメディアカード MMCカード使用 専用リチウムイオン電池使用 CCDサイズ 1/2.5インチ

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