自作リアBOX

素材はリブが付いたタイプの コンテナBOX
しっかり蓋が閉まるように とめ具はワイヤータイプで 防水性の高いものです。

四隅にリブが付いているタイプは 付いていないものより剛性が高く 歪みにも強く設計されています。







リブ部の角にあたる部分を 4つ穴のL型金具を取り付けます。
樹脂に穴を開ける方法は ドリルで開けるか 熱で開ける方法
(千枚通しを バーナーで熱して それを樹脂に押し付けて 穴を開けます)


4穴のうち 2穴をボルトで留め のこり2穴のうち1穴にリングを通し アンカーにします。

これを4つの角全てに取り付け これをキャリアと結ぶアンカーにします。

ついでに上にあるリブ部にも アンカーを取り付けます。

ここから 下に向かってロープを張って キャリアと結ぶこともできるし BOXを2段重ねにしたとき 上のBOXのロープの取り付けにも 使うことが出来ます。






下のバイクキャリアと コンテナBOXを繋ぐ道具。
キャンプ用品の ペグロープ。
テントを張る時 フライシートをペグに固定する時に使うもので テンションの調整には重宝します。

これを今取り付けた アンカーとキャリアを結ぶのにつかいます。
太さは何種類かありますが 細いものより やや太いものが適しています。

細いものはハードな使い方をすると 伸びきってしまって やがて使えなくなります。

蓋は開放式で 完全に外れますが 一度走行中に外れて飛んだことがあり 蓋をなくさないよう 対策を施しました。

上部リブ部分と 蓋のふちに穴をあけ そこへタイラップを通して締め付け 蓋が飛ばないように加工しました。

いわば 蝶番式にしたのです。
(このBOXは 上のBOXとは違うものですが 2つとも同じ加工を施しています)


穴あけした場所にアンカーを取り付けるのに 簡易的な方法としては タイラップ(インシュロックタイ)を通して接続する方法もあります。

テンションを調整できるし 遊動式で融通が利くので 案外丈夫ですが タイラップの強度が弱く 長い使用には向きません。

あくまで 簡易的なものですが ツーリング先で箱を現地調達したときに 簡単に加工できるので 私はよく利用します。

また大きなトルクのかからない使い方なら 充分使用に耐えます。

2段重ねの使用例。
リアのロープは リブ部下のアンカーから ナンバープレートフックに接続しています。

上の箱は 下の箱の上部アンカーに接続しています。
荷物を高く積むとバランスが崩れるので なるべく箱の中身の内容に注意します。

下の箱には 重いものを積んで 上の箱には 軽いもの、すぐに使う合羽とかジャケットを入れます。



横向けに積むのは 出来るだけ重心を真ん中に集めたい為です。
(バイクの重心は 普通はエンジンの下のほうです)
これでハンターに合わせて 赤い箱があれば もっと似合うのですが・・・・

どこかに赤いコンテナBOXは ないでしょうかねぇ?

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