伊那のローメン

長野県伊那市までバイクをとばして ローメンなる麺料理をいただいてきました。

頂いたのは 万里彩館というお店。市街からややはずれたところにありますが 駐車場が広く お店も明るくて広くてゆったりと食事が出来ました。

ローメンとは 中華メンを蒸した蒸し麺を炒めた焼きソバのようなもので 大別して2種類ありまして 水分のない焼きソバタイプと スープ麺タイプがあるようですが 店によってバラバラです。 

ローメンの語源は 炒肉麺=チャーロウメンから チャーを省略したものだといわれています。
蒸し麺を炒めてあるのですが この麺の触感が独特です。
ぱさぱさとしていて 食べるともしゃもしゃする麺は太麺で 昔、給食で食べた五目焼きそばにそっくりです。肉はマトンでキャベツのぶつ切りも 炒めてあります。

汁は多目 味付けはやや薄味で 脂っこくもありません。
食べ方は お好みで 酢 ウスターソース 七味 ごま油 ニンニクのすりおろしなどをトッピングします。量もかなり多くいれます。
こんなに入れたら 元の味は分からなくなってしまいそうですよね。

味は好みの分かれるところですが マトンのクセも気にならず 麺は他の麺と比べず 独特のものだと承知すれば 受け入れられるものです。

味付けは?うーん?これも好みですね。この地方の新しい郷土料理だという呼び声も聞かれます。
日本中どこもが一律の 都会的と称するクセのない味付けになっている現状で 特徴的な独特な味付けを味わうのは 新鮮な驚きがあります。
 地元の人の味覚を探訪するのも 旅人の醍醐味なのです。
この日頼んだのは 定食のサービスランチです。
ローメン チキンカレー ザーサイ 杏仁豆腐 がついて 千円で百何十円お釣が戻ってきました。

セットが来た時は 食べきれるかなあと 心配しましたが なんとか完食いたしました。

羊肉入りの麺に 鶏肉入りカレー 大阪人にとっては 馴染みのない取り合わせです。
そういえば ハチのこ ザザ虫 馬肉などこの地方の食材は よその地方とはかなり違うユニークな食いモンが多いです。(私は全部いけます)
萬里彩館   伊那市日影大宮口
tel 0265-73-5151
営業 am11:30〜pm2:00   pm5:00〜pm9:00
定休 木曜日

本店は市街地の真ん中の入船町にあります。
私は道に迷って こちらへきてしまいました。

ローメンの探訪は これで2度目。
まだまだ 奥の深そうなローメン道 はたして3度目のチャレンジはあるのか?(笑)
まあ 一度いってみてください(話の種に)

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