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2005桜酔旅千年桜 2005/4/25
春 西日本の桜はあらかた散って 桜前線は東北地方へ。
でも雪の残る信州は まだまだ残る桜を眺められます。
南信州伊那地方は 暖かい三河地方より 10日遅れで春が来ていました。

信州の手前で一休み 早朝から朝食抜きで走ったので 少し腹が減りました。
恵那峡SAで腹ごしらえのため 露店を物色していると おやきの看板を見つけました。
やっぱり信州へきたら これでしょう!
定番の野沢菜いりおやきを購入して かぶりつきます。

!!ちょっと しょっぱいかなぁー
でもこれは土地の味 日本中が画一的に 同じ味に慣らされていく中で こんな味を味わうのも 旅の醍醐味 多めのお茶で流し込むと 野沢菜の香りが鼻に抜けて 本来の味が分かったような気がしました。(なんとなくね)

おやきは山仕事をする人達の お昼の弁当なので 重労働の為の塩分補給の為 しょっぱいものなんだそうです。


腹ごしらえをして いよいよ出発 長い長い恵那山トンネルに突入します。
あふれるオレンジ色の光の中は なぜか落ち着きます。
遅いトラックの後ろについてしまったので ゆっくりゆっくり通り抜けます。

トンネルを抜けてすぐの園原インターで降りて 旧東山道の山道へ入り込みます。
全国的に有名な 源義経ゆかりの駒つなぎの桜を見に行きます。

桜は3分咲き しかも花が咲く前から 葉が出ています。
去年の台風で 大きな枝が折れて 樹勢が弱っているらしく 今年は花が付かないのだそうです。地元のおばあちゃんが アマチュアカメラマンとして 大挙して 三脚を構えて撮影されていました。近頃のお年よりは 元気だわ!

駒つなぎの桜は 早々に切り上げて 付近の巨樹を聞いてみると 清内路村に 見事な桜があるらしいので 行ってみることにしました。


長野県 下伊那郡清内路村下清内路の黒船桜
名前のいわれは ペリー来航の年に植えた桜だから黒船桜という。

とすれば 他の木のように 古木ではないことになる。
しかし 見上げるような立派な桜で 樹勢も盛んでとても150年しか経っていないなんて 
信じられないくらい堂々としています。

保育園の園外保育なのか 子供たちが桜の花見と洒落込んでいました。
さすが教育熱心な信州。
りっぱな情操教育に役立てるつもりなのか なかなか味なことをやります。
木は例によって例のごとく 墓場の真ん中に生えています。
去年から墓場の桜は沢山見てきましたが どれもきれいでした。

一通り撮影すると また別の場所に移動します。
こんどは 伊那インターから10分位のところにある 中曽根のエドヒガン
地元の人は 根元の権現様の祠から 権現桜と呼んでいます。


この桜は樹齢千年とも言われており 文句なく巨樹であり 古木であり 村の人にとって なくてはならない存在の桜でありました。
木は真ん中で二つに別れ 根元には大きな洞(うろ)があり 真ん中の根元は空洞になっていますが 樹勢は盛んで沢山の花を毎年つけてくれるそうです。


反対側に周ると 地元のおばあちゃんとおじいちゃんにお会いして お話しを聞くことが出来ました。
聞くところによると 木の根もとの洞(うろ)のなかには 昔権現さんが奉られていて しかも子供の遊び場だったらしく その洞の中には 子供が入り込めるだけのスペースがあるらしいのです。

このおばあちゃん おじいちゃんの 子供の頃は 洞の中で遊んだとおっしゃってました。
「子供の頃って何年前ですか?」とお聞きすると おばあちゃん おじいちゃんは 口を揃えて 「70年!」とおっしゃいました。
私にとっては気の遠くなるような時間の流れですが 千年の巨樹にとっては ほんの昨日のようなひと時 おじいちゃん おばあちゃんにとっても 昨日の事のようでした。

現在 この桜は柵に囲まれて 近づくことはできず うろも埋めてあるとのこと。
悲しいですが 人間が 桜の下の木の根を踏まない為 洞に入って木を痛めない為の措置が図られています。
一人くらい 私一人くらい という甘えが 木を枯らしてしまいます。

おばあちゃんだって おじいちゃんだって こんなに離れたところから 桜を眺めています。
この桜を 大切にされている地元の人の愛情が ひしひしと伝わってくるようでした。

しばらく 桜の前でお話しを聞いていると おばあちゃんと おじいちゃんは 幼馴染で いまはお互い少し離れたところに住んでいるのですが 桜の花見には必ずおじいちゃんが おばあちゃんを車で迎えにきてお花見を楽しまれるのだとか。
よく見ると おばあちゃんは 足が悪く立ち上がることも難しくなっており イスごとおじいちゃんが運んでくれるんだとか おっしゃってました。

70年のお付き合いの 幼馴染のおばあちゃんとおじいちゃん
懐かしそうに 桜を眺めておられました。

来年もこの場所で お会いしたいなあ。


伊那の名物数々あれど オリジナリティナンバーワンは ローメン
街中で食堂を探して 名物を食してみました。
なかなか 面白いものでした。
好き嫌いは分かれるところですが 私にはなかなかのものでした。
野菜の多くはいったメニューで ヘルシーなのです。


撮影は欲張らず 早めに切り上げて帰ります。
伊那谷は木曽山脈と 南アルプスに囲まれた 深く低い谷で この時期 右を見ても左を見ても 高い山には雪が残っていて 一年でこの時期しか味わえない美しい景色が 目の前に見られます。

高速道路はつまらない 景色が単調だ! とおっしゃる皆さん 一度5月の連休に信州へ高速道路を使ってお越し下さい。
高いところを通る中央高速道路は 遮るものもなく 存分に雪の残った山々を見晴らすことができます。
一般国道は 狭苦しい谷底をはしり 思うような景色が見られず 高速のような景色は なかなか望めません。。

ただし調子に乗りすぎて スピードを上げないように・・・
モノクロカラーのクラウンが 追いかけてこないとも限りませんからね(笑)

さて今回も 桜を見に行ったのか 人に会いに行ったのか・・・
たぶん両方かな?(笑)

来年も またこよーとっ!
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