周山街道 冬景色
11月14日 日本海までの ミニツーリングに出掛けました
 久しぶりに カブラの出番となりました。朝から曇っていたので ぐずぐずと コタツの中で みかんなど食べて 過ごしていましたが、天気予報は 京都はれ 福井県曇り ということで 重い腰を上げることにしました。
  冬支度 9:30高槻出発 今日は重装備 冬用ジャケット
 ズボンの下は 冬用タイツ オーバーパンツ 
冬グローブ 覆面 オフブーツ と素人さんが見たら
十分あやしい? 格好でした(私は 玄人?)
実際 バイクを降りて 歩き出すと 前から来る人が
気のせいか よけて通るみたいなんです。
まっ いいか。寒いの嫌だしね。
ということで 気軽に 出発したものの 天気は曇り 外は寒いしで 晴れを待って
 ゆっくりと 進むことにしました。(いつもの パターン)
桂川街道から 映画村の前を通って 双ヶ丘病院の横を抜けて 福王寺から R162へ
いつもの 抜け道を すいすいと進む(これお勧め 地図で要確認のこと) 
高雄で 道路標示を見ると 「4℃」。 でも重装備のおかげで 寒くない。

中川トンネルから 小野  笠トンネルを過ぎると 「2℃」の表示 ここいらは
不思議なことに  トンネルの中の方が 暖かく感じられました。

 
周山の入口にあるラーメン屋 「キャプテン」 いのししラーメンで ライダーには 有名です。
 味は ゲテモノっぽい名前に反して 普通の
おいしいラーメンです。考えてみれば いのししとブタは 親戚関係ですものね。 
ここは まだ開いてませんでした。
栗尾峠を越えて 最後のトンネルを過ぎ 土建屋の前で突然 後輪が流れてパンクの模様。
あまりに早く 空気が抜けたので 相当 重症と思われる。
停車して 調べてみると 3センチ位の釘が サイドにしっかりと ささっていました。
すぐそこに ガソリンスタンドが あったので 修理を依頼しました。
しかしここは タイヤ交換で 大忙しで 大変らしい
(雪の季節で スタッドレスに交換の為 付近の車が 殺到しているとのこと)
仕方なく 近くの自転車屋さんに 電話してもらい
来て貰うことに なりました。午前11時頃
来てくれたのは O山自転車のご主人
カブラを 積んでくれるのかと思えば そうではなく
その場で 修理をやりだしました。

ところが この修理が なかなか終らない。
まず パンク穴が 見つからない。みつかったら
今度は 貼ったところから 空気が漏れる・・・(苦笑)

これで1時間  そして おじさんは おもむろに こう言いました。「しょうがない チューブ交換しよう!」 ・・と 力強く言い放つと チューブを取りに 店に戻りました。私はめまいで スタンドの前の川に 落ちそうになりました。「20分位したらもどる!」ゆったりとした 山里の時間を 存分に味わって 修理は終りました。なぜか 疲れた。
気が付くと もう午後1時過ぎになっていました。ここで 進むべきか 行くべきか?
まあ カモノセキャビンまで 行ってから考えよ・・・(と言いながらも  前に進んでたりして・・・・・・・) 

カモノセまで来ると 雪が急に 目立ってきました。とりあえず中へ、ストーブが ありがたいです。

久しぶりに マスターと お話しました。小浜までの 道路状況を
尋ねると まず 雪が多いが「その原チャなら 行けるやろ」
という 返事でした。(原チャと言われて 少し傷つく)
つづけて 「でも この時間から 大阪まで帰れるか?」
と言われて 「楽勝 楽勝!」と答えました。
どうも 原チャと言われて 少しムキになっています。
「小浜まで 行って来ます」と 私が言うと
「自分おもろいなー」と いわれました。(注:)
はい 今日は 自分自身でも  面白いと思います。
ここで 午後2時前 フツーのひとなら ここで帰るけどね。
(注:関西では 君とか おまえとかいう意味で 自分と呼ぶ)

深見峠は かなりの雪ですが 道は除雪され 凍結だけに注意すれば 今の所は大丈夫みたいです。
それどころか 陽が差して ポカポカと暖かく 雪が解けて それが水蒸気になって もやがでて とても幻想的でした

←カーソル
なかなか 暖かいと感じるのはさっきよりも 温度が高いからでしょう。
しかし 4℃って 普段は
 寒い温度なんですけど・・
ここまで来ると バイクは
 一台見ただけ (夏は 多いんですけど)
さらに ここまで来ました。かなり 雪が多いですが トンネルを抜けて 道の駅 名田庄までが 難関で ここを越えれば 大丈夫です。
いずみ町商店街入口
鯖街道の出発点
サバの浜焼き 鯖街道の資料館?
3時前 やっと小浜に着きました。西友前の いずみ町商店街へ ここは 鯖街道の
出発点。鯖の浜焼きを 買い求めました。予約が入っていることが多く タイミングが
悪いと 購入出来ません。もう一つの 目的は「あかひも」という魚の干物ですが、
これが なかなか 手に入りません。この日も やはり駄目でした。これは 大きさも
色も形も 金魚そっくりの魚ですが 若狭出身の父や 叔父さんは 争って欲しがります。
腹が減りましたが 商店街の「池田食堂」は 昼の営業は終わりで あきらめました。
今日の昼飯は カモノセで飲んだ コーヒーだけに なりそうです。
先を 急ぎましょう。同じ道を帰るのは 主義に反するのですが 最短距離は 今来た
道です。だんだん 日も落ちて 少しずつ寒くなる中 道も濡れて カブラだけが頼りです。幸い 筋金入りの 雨男。晴れた日より速い位です。(ちょっと オーバー?)

道の駅 名田庄4時すぎ そろそろ 寒くなってきて いつ凍り付いても おかしくない 少し走ると 便意をもよおして トイレを探すことになります。
       美山町の 赤橋 気温は 1℃でした、ここまで来ると さすがに 私もあせり始めました。(遅いって)

ここからは 前を走る遅い車を 抜きながら(すいません <(_ _)> )山蔭は 暗くなり そろそろ 「凍結!」の危機を感じながら 家路を急ぎます。 
カモノセのマスターに 脅かされたのを 思い出しました。栗尾峠を 5時までに 越えないと 凍結して 帰れなくなると。
路面凍結に びくびくしながらも なんとか ここまで来ました。
もう 足のつま先は 痛痒くなって 感覚がなくなりそうでしたが 手の方は まだ大丈夫 今回は オーバーパンツと 手袋が威力を 発揮しました。
栗尾峠 午後4時50分
もう暗くなった 高雄を抜けて 京都市内へ 同じ道を通って 家まで帰り着きました
京都は なぜか 暖かかったように感じました。 高槻着6時00分
午後6時 無事家に到着しました。お疲れ様!
自宅前 午後6時!! おみやげ!!(穴あきチューブ)
雪国のライダーなら 何とも思わないでしょうが 私の住んでいる所は 年間で2回位しか 雪が積もりません。朝降ると 昼までには雪は溶けてなくなっています。
雪国の人には 不謹慎ですが 雪景色もいいもんだと 今回思いました。

この頃 毎回 何かしら トラブルに見舞われますが 日頃の行いが 悪いせいでしょうか?(パンク修理で 2時間もかかるとは 思いませんがな)
とは言うものの 毎回なんとかなるし 最悪の事態にはなりません。 誰かが守ってくれているのでしょうか・・・・・と神様に感謝しています。

 夏場ならライダーも そこそこ見る 周山ですが さすがに雪が降ると ほとんど
見なくなります。(あたりまえか)
今回も 周山街道の京都側で パジェロが 事故って 救急車が 走ってました。
12月15日なら 気温も10℃位まで 上がっているようで 15日に 行けばよかった。
と 少し 残念がっている ブロスでした。ちゃんちゃん!
なお この周山街道は鯖街道ではなく 本来は小浜→朽木→R161→大原→京都の
若狭街道を 鯖街道と 呼んでいます。
BACK