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東華菜館  西洋館の中華料理店



京都の真ん中 四条大橋の西詰めに 大きく立派で奇妙な建物が在ります。

大正〜昭和初期の建築家ウィリアム、メレル、ヴォーリズという人が設計した建物で 大阪の大丸百貨店(心斎橋)や幾つかの関西の大学の校舎 そして先日話題になった 滋賀県の豊郷小学校も この人の設計です。

東華菜館は もと八百政レストランといい 西洋料理店でしたが 戦争の為荒廃し その後 中華料理店になりました。

建物の外側には 沢山の陶器で作られた装飾が有り 外壁にはタコやヤギなどのレリーフがあちこちに飾られ なんとも不思議な雰囲気をかもし出しています。
 


入口は四条通りに面しており ここは間違いなく京都のメインストリートで 昼夜を問わず人通りが絶えません。
建物の洋式は 当時流行った スペイン式建築様式というもので 西洋建築ながら建物のてっぺんにはモスクのような とんがった塔があります。

スペインは 一時イスラム陣営に占領されていた時期があり 一種独特な雰囲気の建物がありますね。


入口から かなり重厚です。
初めてだと ちょっと気押されて 入るのを躊躇しそうになります。

入口にはドアボーイがいて ドアを開けさらに エレベーターまで案内してくれ そのまま目的のフロアまで連れいていってくれます。



当日はカジュアルな格好だったので ちょっと怯みながらも 顔には出さず 反対に幾つか建物について質問をしながら 彼に案内をしてもらいました。

エレベーターがまたすごくて ドアの開け閉めと 機械の操作はこのお兄さんがやってくれるんですが 外の引き戸をしめ さらに内部の蛇腹になった内側のシャッターを引き ガッチャンッという音と共にドアが閉まります。

荷物用エレベーターかよ!

いえいえ。
人件費を考えたらたいへん豪華な施設です。

あとで調べると アメリカ オーチス社のエレベーターだそうで 現代ではかなりの値打ちものなんだそうですよ。

これを見るだけでも 行く価値はあります。


案内された3階は 天井も高く 広々とした空間が広がっています。

窓も広く 採光がよく、窓から鴨川や 歌舞伎の南座の建物 東山の麓の八坂神社のあたりから 比叡山まで見渡せます。

正当中華レストランとして 中華料理店らしいインテリアは ここがもと西洋料理店だったことが分らないくらい 見事な演出がなされています。


今日は春巻きを注文しました。
お値段が庶民的ではありませんから 私には普段使いというわけにはいきませんが 恐ろしく高いわけではありませんから 一人でたまに食べにきます。

今日は電車で来ましたから ビールも注文しました。
ぱりっと揚がった春巻きは 皮に卵を使っているらしく 小麦粉だけの皮とは やはり一味違う味わいがあります。

具は 竹の子や青菜や 豚肉の細切れをよくこねてまとめてあります。

肉はミンチを使わず 薄切りを包丁で叩いて細切れにしてあるらしく 歯ごたえがあるし 旨みが逃げないし 食べていて楽しく美味しさ満点でした。
まず一口食べてみましょう。

人によってかなり評価が分かれるところですが 私がたまに行くのは 日によって好きなときと そうでないときの落差を感じることがあって 良かった時の味を味わいたくて 通ってしまうのです。

とくに豚肉の味が、昔食べた ものすごく美味しい時の味が出ているときがあり(普段も美味しいのですが) いつも期待していくのです。

たぶん自分の調子の良いときと そうでないときがあるので その感じ方の違いから 味わいに差があるのだと思います。

今日は・・・・肉は普通どおり美味しく 竹の子や野菜の歯ごたえが楽しくて ビールのお替りをしました。
帰りもお兄さんのエレベーターに乗せてもらって 入口までお見送りしていただきました。

ご馳走様でした。

ここは夏場は屋上ビアガーデンもあり 京都の夏の風物詩 床の営業をします。

夏にも一度来たいところです。


東華菜館
京都市下京区四条大橋西詰
TEL 075-221-1147

営業時間11:30〜21:30
無休

本来はコース料理のお店ですが 建物の立派さに怯まず
ドアを開けてみれば 一品のレストラン部もあり 案外気軽に
食事が出来ます。

ただし庶民的なレストランとは値段的な差が有り 財布に余裕のあるとき何か食べたいなぁと思ったら行ってみてください。

ちなみに今回の春巻きは 1580円でした。(2006/12調べ)

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