梅雨空の散歩
2003年7月20日現在 まだツユは明けていません。しかし 下界はしっかり暑く 涼を求めて山の中へ いつものコースと相成りました。やっぱり すずしかったよ。 
9時ごろまで お天気とにらめっこしていましたが 晴れたり曇ったり いっこうにらちが明かないので 合羽を持って出発しました。なぜか 用心して雨具を持っていくと 雨は降りません。
まず手始めに やっぱりカモノセキャビンに寄って ホットコーヒーを飲んでから どこへ行くか考えます。お客は 常連ばっかり6〜7人程でした。ここは ほっといてくれるので わりと好きです。マスター面白いしね。こちらが頭下げると にこっと笑ってくれるので いつもほっとします。私は 常連というほど出入りしないのですが なんせ人の少ない雪の日とか 朝とか行くことが多いので 印象に残るようで 覚えていただくのは光栄であります。
で コーヒー飲んでうだうだしていると 前にここのマスターに教えてもらって 行ったことのある 美山の「もりしげ」さんに久しぶりに 行ってみようと思い立ちました。
以前に 教わっていった時は 雰囲気の良い店でしたが 変わってなければ良いのですが・・・というわけでとにかく走り出しました。八丁林道から行こうか?と一瞬思いましたが 雨あとで道はガレガレだろうし 今日はやめておきました。
ここが「もりしげ」さんです。場所は周山街道の美山の赤橋を 佐々里方面に右折して ここから 萱葺きの里に行く 真ん中くらいの集落にあります。道沿いにある このカンバンと萱葺きの民家が目印です。進行方向右側にカンバンあり。
ここでは とろろそば定食を食べました。そばは 茶蕎麦なので前に来たときは「?」でしたが 今回とろろ蕎麦にしたので けっこうよかったです。(中身は やっぱり茶蕎麦ですが) 
セットの鮎飯と 付け合せのたきあわせと 佃煮がやまの香りがして おいしかったです。店の雰囲気とシチュエーションは 満点をあげたいところです。
もりしげさんに到着したのが 11時半くらいで 私の前に御夫婦が一組おられまして、もう食べ終わっておられましたが 私の後からぞくぞくとお客さんが入ってきて タッチの差で待たされずにすみました。私は 待たされるのが嫌いな わがままものです。
後から来られたのは 鮎つりのお二人 ドライブがてらの若いカップル それとツーリングの団体さん(8名様?)他に 予約席も用意してあって 厨房は忙しそうでした。  
外に出ると 団体さんのバイクがずらりっ。
ホンダCB400F(初代のOHCのやつ)が4台と CB350エキスポート(OHCツインのやつ)とカワサキ400FXでした。
ふりかえって 団体さんを見たら とても「濃い〜い」人たちでした。あっ 私も普通の人たちから見たら 「濃い〜い」・・・か・・・ははっ
早く 出発しよ!
萱葺きの里に着くと ぽつぽつと雨が降ってきました。バイクは 建物の軒下に避難して 私は野菜の無人販売所の軒先を借りて しばしの雨宿り。ついでに そこから 写真を撮りました。待ってるの ひまなんですもん。都合15分位。
↓クリック↓
さて 雨が上がったので出発です。一路佐々里方面へ、途中 河原では どこも釣り客
(鮎つり)でいっぱいでした。さっきまで雨降ってたのに ようやるわ。おっさん好きやなー。

橋の上から見ていた私は もっと物好きですが・・(踊るあほうに見るあほう ともいう)
先日 スプロケ交換を済ませて 少しファイナルを高速型ふりました。このとき 佐々里峠を越えるのに 高速型だとツライかな?と心配しましたが 結局セカンドギアが、伸びるようになって かえって乗りやすくなりました。C-90のノーマルは ローとセコがほとんど使い物にならなかったので まともなバイクに変身したようで うれしく思いました。これなら まだセッティングの余地はあるようで これからが楽しみです(欲張りかな?)
佐々里峠を超えて すぐ左折、久多方面から 大津方面に向かいます。久多の集落も しっとりと落ち着いてキレイな萱葺き民家が多く 観光化されてなくて穴場のようでした。けばけばしいかんばんも少なく 和みの風景が続きます。このまま 朽木の集落まで行ってみたかったのですが そろそろガソリンがなくなる頃なので ムリは禁物 国道191号の交点 梅ノ木の集落まで出てきました。
すぐに橋のたもとの スタンドで給油したら やっぱり燃費が好転していて、40km/Lでした。他のカブ乗りさんにしたら悪い燃費ですが 私にしたらかなり良いほうです。多分 他のバイクに乗り換えても 私が乗ったら燃費は悪いと思います。(確信犯 乗り方が荒いんだわ)
さてこれから どっちへ行ったものか。しばらく考えていました。このまま 京都方面にむかうか、反対に朽木へ行くか また 比良山を越えるルートで しらひげ神社へ出るか?空を仰ぐと 朽木方面と 比良山の上空は真っ黒な雨雲が 漂っていました。
これを見て やーめた!とばかりに さっさと京都方面へ 途中越えでは 有料道路に入ってしまい しまった!と思ったときにはあとの祭り すごすごと料金所に向かうと 通行料金は なんと20円でした。こんなに安いのなら 今まで敬遠することもなかったか!
でも橋とか トンネルとか妙に料金が高かったり 原付通行禁止だったりする事も多いので やっぱり構えてしまいます。原付に乗っていることの悲哀です。 
後は京都市内を抜けて 無事帰り着きました。帰り着いたのが 3時くらい。ちょっと早すぎましたが まだこれから用事も出来るし 遊んでばかりもいられないし、これくらいが 潮時かな? 
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