鰻のサンドイッチ

スーパーで買ってきた 特売の鰻。
安価なものなので 硬くてしまっていますが そのほうがこの料理を調理するには 扱いやすく好都合です。

下の皮一枚を残し 身を斜め削ぎ切りにします。
身はなるべく薄くしてください。


バターを使うと 脂っぽくなると思うので使いません。
出来上がりはさっぱりとした味になりました。

ただしバターを使わないと パンの防水が間に合わず 時間をおくとパンが湿ってしまうので バターを使わないときは できるだけできたてを食べるようにします。
鰻の上に 万願寺とうがらし(甘長)を茹でてスライスしたものと 大葉(青ジソ)を乗せます。

色合いが綺麗で 目にも楽しいものです。

赤ピーマンでも代用できます。

さらに上にパンを重ねて完成。
ホットサンドメイカーを使って パンの両面を焼きます。
これは サンドイッチを挟んで焼くもので タイヤキ器に少し似ています。

ホットサンドメイカーは なかなか売っている店を捜すのが難しく インターネットで捜すか 厨房用品専門店で探すのが早道です。

キャンプ用品の中にもありますから インターネットで検索されるのが一番いいと思います。
焼き上がりはこんな感じです。

火加減が難しく 最初中火 少ししたら弱火にします。
強火で作ると あっという間にパンは焦げてしまいます。
焼くというより あぶるという表現が適切です。
ホットサンドメイカーの内側の パンに触れる鍋肌の部分は バターや植物性油脂を塗るのですが それが嫌なので代用品の油を使うことにしました。

先ほど身から取り除いた 鰻の皮の部分を ホットサンドメイカーの鍋肌にこすり付けます。

手でやると 火傷しますから 箸やフォークを使って 塗ってください。
パンがこんがり焼けて 切り分ければこの通り。

具はもう少し工夫が必要ですが 鰻とパンって案外相性がよろしい!

鰻に味がついているので ここでは味付けはしませんでしたが 塩気が物足りないこともなく かなり美味しかったです。

大葉と万願寺(赤)のコントラストが綺麗でした。

次に作るとしたら みょうがや練り梅 寿司で使うガリなんかを加えるのも よさそうです。

鰻と梅干のコンビは 食べ合わせが良くないと言われていますが そんなことはなく  案外美味しいものです。
こちらは焼かないで そのままサンドイッチにしたものです。

焼かないほうが パンにボリュームが出て 食べ応えがありました。

雑食記