雪道リベンジ カモノセキャビン〜花脊峠〜鞍馬〜山中越え
2005/1/29
これ以上ないくらいのお天気の土曜日。 カモノセキャビンに出かけました。 実は忙しくしていて ここ3ヶ月くらい行っていません。 掲示板で ここの猫が去年死んだという知らせを聞いて 遅ればせながら 様子伺いに出かけたのでした。いつものように 京都まで行って周山街道を越えて京北町まで向かいます。一番の難所 栗尾峠では 凍結していなかったのですが あと1時間も早くここを通ったら 多分凍結していただろうと思われる 地面の濡れ痕を見つけて ビクビクして走りました。 |
今年は 京都府北中部地方の降雪は 例年になく多く 山林の被害も多く出ています。 カモノセキャビンの手前の橋では 杉の木が積雪の為 飴のように曲がっている様子が見られました。 近寄ってみると まるでセイタカアワダチソウが 冬枯れしているみたいにみえました。 |
カモノセに来てみて 猫の様子を尋ねてみると 10月の終わりに 二匹いるうちのオス猫のトトが 車にはねられて 死んだそうです。 マスターは寂しそうでしたが 新しく入った捨て猫が 後がまを引き受けているそうで 表のテラスで日向ぼっこしていました。 どうやら トトのかわりに 新しい家族になれたようです。 カモノセでは つかの間の暖かい日 ちらほらと大型バイクの常連客も見えて うつらうつらと時間を過していました。 いつものように 薪ストーブの側に座って ゆっくり珈琲をいただきました。足元には番犬のはなちゃんが寝ています。 わたしは 猫も犬も同じくらい 大好きです。 |
常連客の○○さんが 今日は初おろしの車に乗ってこられたというので 駐車場に出てみると 珍しい車 ワーゲンバギーでした。 私は この車 プラモデルでしか見たことがなく 実物に出会えてたいへん嬉しかったです。 エンジンは ワーゲンビートルの数十年前の空冷エンジン。パワーはそれなりですが 600kgあまりの軽量のボディは かなりの面白い走行性能を生み出すでしょう。 私は 外車も日本車も同等に良さを感じますが アメリカ人のこの遊び心だけは 日本車がかなわない素晴らしいものだと思います。でも この車も 古きよきアメリカになってしまうのかもしれません。 前後の若葉マークがとってもおしゃれでした。 |
1時間くらいうだうだしていましたが この時期には珍しく うららかな陽気に誘われて 花脊峠から大津に抜けることに決めて 道路状況をマスターに相談してみると 「大丈夫 楽勝でぬけられるよ」というお墨付きをもらって 峠越えを決行しました。 ところが・・・・ 周山街道から常照皇寺にむかうエスケープ路の峠付近で はやくも凍結発見! 試しに乗り上げてみると・・・・あわわっ 前輪を取られてコントロールを失い危うく 転倒するところでした。身構えていたので 危うく足を着いて灘を逃れましたが ひやっとしました。 |
花脊峠に向かう道 除雪が行き届いて おおむね安全に見えますが 道脇の雪が日差しで溶けて それが流れ出し やがて夜になると凍結路面を作り上げます。 昼間はポカポカと暖かく 大丈夫だろうと思っていましたが 高度が上がるとかなりの低温になり 日陰ではところどころ 凍結路面が現れます。 それでも 道路一面凍っているわけではないので 避けることは可能なのですが 自動車の往来があって 道の横に退避しなければならない時は かなり神経を使います。 道路の端に寄ると そこには硬く締まった凍結路面が待ちかまえています。 |
カブに乗っている頃は 冬季はスノータイヤを履いていましたし ノーマルタイヤで雪道を何キロも走ったこともありました。カブのタイヤは 滑ることもなく 普通に走行できたのですが このハンターカブのノーマルタイヤは 凍結路面では無力でした。 少しでも凍っていると コントロールを失い なす術もなく滑っていきます。特に前輪タイヤが滑りやすく 危険このうえないです。 道の狭い下り坂は 特に慎重に走らねば 事故を起こしてしまいそうでした。こんなときは ハンターカブの副変速機を使って とろとろ走ることにしました。一人できてよかったです。めがねパンダさんと来ていたら 多分迷惑をかけていたでしょう。 あの方は 野生児 大熊猫ですから(笑)(褒めているんですよ) |
やっとこさっとこ 花脊峠に着きました。 下りは南斜面なので 凍結からはおさらばだと思って下りました。 しかし うっそうとした杉林を通るルートなので 日陰の部分が多く しっかり凍結しています。しかも急斜面 しかも大型バスが何台も対向からやってきて 道端に退避するにも そこは凍結路面 下りもそうとう気を使って下ることになりました。 地元のスクーターが そろそろと上がってきます。 やるなおばちゃん!私もがんばらんば! |
R477をこのまま進めば 百井峠を通ってめがねパンダさんちに寄れますが そんな勇気もなく 素直に鞍馬を抜けて 京都市内にむかうことにしました。 京都市内から 山中越えを通って滋賀県にむかい 大津市のハンバーガー屋さんに着きました。 |
ここは大津市南滋賀駅から5分位のところにある 手作りハンバーガーのお店 アンティミーバーガー webで教えていただいて 前週来店したのですが このときは 私の調子が悪く いまいち味の評価ができませんでした。 ですからリベンジいたしました。 初来店のお客さんは アンクルの説明があり30分ほどは ハンバーガーにありつけません。 今回は2度目でしたが 先客が説明を受けるのを待ってから 順番を守ってハンバーガーをいただきました。 |
じっくりとハンバーガーを作ってもらったおかげで 今回は味も分かり 料理の本質が分かったような気がします。 あわただしく作ってもらっても 多分美味しくないものが出来ますからね。 パティ(肉)を2枚使って 焼加減は一枚はレアもう一枚はウエルダンで焼いてもらい チーズを乗せ パイナップルも一枚のせてもらい ケチャップとからしを控えめにして・・・・と細かく注文をしたおかげで かなり好みに近いものになりました。 今の時期 トマトが美味しくないので 入れてないそうです。 私のは わがままスペシャルで作ってもらいました。 ここ お値段は高めですが こだわりがあって 一度試して見る価値はありそうです。 |
ハンバーガー屋で1時間ゆっくりし さて今度は山科まわりで帰宅しました。 帰宅途中 突然先日見た雑誌のお店の記事の地図を思い出し その場所に立ち寄りました。 ただ 地図だけは鮮明に憶えているのですが 肝心の店の名前も なんの店かさえ 思い出せません。(頭、アルツってきたかも?) 藤ノ森・・・国立病院・・・えーとっ・・・ あったあった! 宝温泉!そう 思い出しました。銭湯だったんです。 りっぱな建物の銭湯でした。 残念ながら いま入浴してかえったら 多分風邪をひいてしまうので 今回はパスしました。 こんど仲間のみんなを誘ってくるまで お楽しみはとっておきましょう! 今日は一日中暖かく おかげで山奥まで行くことが出来 スリル満点のミニツーリングになりました。やっぱり バイクはやめられません。ぱたぱたぱ・・・・たぱた・・・! |
BACK