新聞では 電気街の不振は深刻で 梅田のヨドバシカメラの 一人勝ちだそうである。
私は 理系の人間ではないので 電気屋街に行くのは、少ない方だったが
それでも 変貌している街に 少なからず驚いた。
人通りは けっこうあって 混みあう店も見られて ”何処が 不振なんだろう”とこの時は思ったが
主要な大型店を覗いてみると 2階以上のフロアーは ガラガラで見事に人がいない。（客も 店員も）
今度は 外へ出て 人の多い店を覗いてみると パーツ屋（パソコン関係） 中古CDビデオを売る店
おもちゃ屋 中古パソコン屋 コスプレショップ マクドナルド など。
特に 中古ショップが盛況であった。不況の為このような 店舗が流行ると 分析する向きもあろうが
そんな浅い読みでは この状況は読めないと思う。
これら 中古ショップの特色は マニア度が高く 客の商品知識は 店員よりも高く 又
購買意欲も高い為 高価なものでも 結構売れている。
オタク度の高さは かなりのもので 漫画の同人誌を売る店には アニメやゲームのキャラクターに
扮装できるコスチュームを売っていたり、いわゆるアダルトビデオ アダルトアニメが 多数置いてある。
又驚いたのは 大型ビデオ屋の一角には 大人のおもちゃを置いているコーナーまであった。
こんな店は裏どうりで ひっそりと夜に営業するものだとばかり思っていたので 入店した時私は
人知れず赤面してしまった。
また マニア向けの玩具ショップが たいへん多かった。モデルガン プラモ フィギュア ブリキのおもちゃ
ガチャガチャ グリコのおまけ これらは 男の子なら誰でも通った道だが 後年ふと手に取ると
又欲しくなる 困ったもんである。
しかし いい年した大人が 夢中になって見ている姿は 子供や奥さんには とても見せられないものである。
むりやり 大人になった子供の姿がここにあった。。
これから 日本橋の大型電気量販店は 減少していくのかもしれない。新品が ここでは売れないのだから。
（大型店にまで 中古コーナーがある）
しかし にっぽんばし そのものは 沈まないと思う。益々 マニア度がパワーアップして 変貌しながらも
膨れ上がっていく そんな気がした。 これだけ 人通りが多いのだから・・・
今回の街歩きも 面白かったが マニアショップに入ると 私一人浮いてしまって はずかしい思いをした。
でも ここも本音で生きる街を 強く感じて楽しかった。やはり 大阪はおもしろい・・・・・
18禁？ ガチャポン博物館 どっと混む？
