月の蔵人 (つきのくらびと)
![]() 京の台所 月の蔵人というところにいってみました。 外観は酒蔵そのものですが 中は掘りごたつ式の座敷席になったホールがありました。 |
![]() すぐに運ばれてきたのは まず手作りのざる豆腐 店員の説明によると まず何もつけずプレーンで食べてくださいとのこと。食べてみると ちょっと人肌の甘くてふわふわで 優しい味がして ビックリしました。 まるで上品なスフレみたいです。 |
![]() まず源塩 ー 柔らかな塩味の加減塩 次になまら塩 − こんぶ味の甘い塩 「なまら」というのは 北海道の方言で 「とっても」とか「たいへんに」とかいう意味です。 最後に海翁 − 中国の辛口の塩 と順番に試してみました。 どれも美味しくて 感心しましたが 私のお気に入りは 柔らかな源塩でした。 最初から付いている醤油ダレでも楽しめますが これだと葱と土生姜をいれて食べるので せっかくの豆の甘みが相殺されてしまうので 私は塩でいただきました。 一緒に頼んだ冷酒(古都だったか平安だったか? 多分両方です)純米吟醸ととてもマッチして すっきりと飲めました。 |
![]() ちょっと堅めの揚げ物でしたが さくさくとした歯ごたえと ほのかに甘いタネは やはりお酒にあうのでした。 一番のお目当ては 引き上げ湯葉 ともするとぱさぱさで 乾いた湯葉を出すところがありますが(安物ですな) ここのはしっとりと濡れて柔らかく 口の中でほろほろと溶ける感じです。 それにとっても甘ーいし。 ちょこっとたまり醤油をかけると 軽くはじきます。 もう少し欲しいくらいの量ですが 「美味しいものはちょっとだけ」というのが 味わい深いのですね。 |
![]() 帆立貝醤油焼 ほうれん草菊花あえ 酒の肴としては良いですが コースのおかずとしては 量が少なすぎて 物足りないでしょう。 もちろん味は どれも工夫が凝らされて 美味しいものですが。 いやいや沢山の量を求めず 味わいを楽しむのが 極意というものか・・・ よっぱの私には まだまだ修行がたりません。 研鑽いたします・・・うはっ |
![]() 具は 松茸(!)近江黒鶏 京水菜 豆腐 海老 金網に丈夫な和紙をのせ 下から炙るのですが 見事にぴりっとも焦げることはありません。 原理をきけば納得するんですが 頭で解っていても 目の前にするとやはり不思議です。 庶民の足元を見事に見据えた松茸は たとえ(たとえですよ)はがきのように薄くとも(泣) きのこの王者の風格は忘れていないのです。それがたとえ 国籍不明でも(再、泣) いや 美味しかったんですけどね。酒が足りないくらいでした。 |
![]() 実は今年はまだ 栗ご飯もマツタケも未食でした。 やはり季節のものは 四季を感じることが出来て 味わい深いものがあります。 ホクホクとした栗は香ばしく 秋の香りを満喫いたしました。 漬物は京都らしく 柴漬けとすぐき漬けでした。 これらと千枚漬けを 京都漬物御三家と私は呼んでいます。 |
![]() デザートの品書きは 洋ナシのシャーベット 水菓子(富有柿) 豆腐ドーナッツ(小豆餡いり)です。 わりと豪華ですね。 ドリンクはレモンティーをオーダーしました。 コーヒーでは せっかくの豆腐の香りを消してしまいそうだったので。 |
![]() 他にも昼のメニューは 幾つもあって 揚げ物や 焼き物 豆腐料理 湯葉料理など いろいろありますが 品物のわりには京都では安く食べられるところです。 しかも酒蔵直営なので 酒もいいのが沢山あるし 鮮度管理はしっかりしているし かなり美味しいものにありつける確率は高いです。 ここはヘルシー志向のメニューが特色ですね。 |
![]() 京都市伏見区上油掛町185-1 tel 075-623-4630 a11:00〜p23:00 無休 このへん 場所は大倉記念館のとなり ななめ向かいには酒蔵 神聖直営の「とりせい」があります(鳥料理) |