宇和島の 手押しじゃこてん
たいていは JR松山駅前のスタンドで買って そのまま じゃこてんにかぶりつくのですが、今日は本場宇和島に来て 産地ならではの本物を味わいました。 ここはお城のそばの アーケード街脇の 田中かまぼこ店。 駅前には蒲鉾店は多いですが 作り立てを実演販売している店がなく ここまで来てしまいました。 このときは おばちゃんにお願いして あげ場の横のスペースの椅子をお借りして その場で食べさせてもらいました。 |
澱粉などの増量剤を使わないすり身(ほたるじゃこという魚を使います)だけを練って その場で型に押して 手で揚げるじゃこてんは 素朴な味と歯を押し返す弾力 香ばしい匂いと3拍子揃ったたいへん美味しいものです。 揚げたてをかぶりつく至福の喜びは いささか行儀は悪いものの ここまでたどり着いたものだけが味わえる秘密の楽しみなのです。 ここの町の小学生は 揚げたてを紙に包んでもらって 買い食いしながら帰るのでしょうか。 昔 お肉屋さんの店頭で コロッケを紙に包んでもらって頬ばりながら帰った 小学生時代を思い出しました。 皆さんは そんな行儀の悪いことをした想い出はありませんか? こんなに美味しいものがあるなら 宇和島に生まれたかったなぁ。 揚げたてのじゃこてんは かぶりつくと湯気がでて 魚の上品な香りと 小骨の砕かれたものがざらざらして 野趣があるのにクセがなく 素材の甘さが際立ち 旨みだけが最後まで残ります。 |
「この道をまっすぐ行って そこを曲がって・・・・」 とやっているところです。 まな板の上にあるのは かた押しをしたすり身の残りと 抜き方と竹べらです。 その隣が フライヤー(油揚げ器) その向こうが 油きり皿(バット) 目の前で揚げてくれて その場でいただきました。 田中蒲鉾本店 宇和島市中央町 1-6-15 TEL 0895-24-0215 |