別府・湯布院冬紀行U
さて 地獄温泉清風荘とは?
古くからの湯治場で 今では 旅館 湯治場 
日帰り入浴施設  和風レストランからなっています。





すずめの湯
正面玄関 あだ討ちの湯
元湯 囲炉裏のある食堂
館内 朝食
すずめの湯(露天) あだ討ちの湯(露天) 元湯 新湯 家族風呂などが敷地内にあります。


すずめの湯の浴槽の下に 砂利が敷き詰めてあって お尻の下からお湯と共に 
泡がぷくぷくと 絶えず湧いて来ます。この辺が 「すずめの湯」の名前の由来なのかと
勝手に想像してしまいます。(泡が ちゅんちゅんってかっ・・・違う?)



すずめの湯は泥湯で混浴露天風呂 他は男女別浴です。

九州はおおらかで ご夫婦や カップルが こだわりなく混浴に訪れています。

夕食はぼたんなべと 鴨と 鹿の囲炉裏焼きにしました。(イノ・シカ・チョウやんか!)

夜 風呂に入っていると この日は 遠方からの外来入浴客が来られて 遅くまで
 話しこみました。(12:00まで入湯可能) 

結局2時間くらい すずめの湯に浸かっていて 誰も来ないでおっさん3人で
独占してしまいました。まあ おっさんが大きな声で話していたら 誰も来んわなあ!

・・・・というわけでお勧めの旅館です。焼酎もうまいし メシもうまいし
 ただし冬季は本館より 別館に泊まったほうがイイでしょう。夜はけっこう寒いです。


地獄温泉清風荘09676-7-0005
1泊2食8000〜夕食は キジなべ ししなべ 囲炉裏焼きなどの 山の幸中心


一夜明けて 外は氷が張る位寒くなっていました。

標高670メートルのこの場所は 
キンキンに冷え込みました。

朝風呂に入って 朝食を食べて それでも
出発する気になれず グズグズとしていましたが 
お天気に誘われて阿蘇に上ることにしました。
AM9:00〜

阿蘇では 珍しい樹氷が見られました。
とてもラッキーです。



草千里駐車場前 後方は中岳の墳煙




草千里から烏帽子岳を望む

凍りついた木々 樹氷

阿蘇は比較的お天気で 寒さを除けば何とかなる路面で 
そろそろと進んで かなりの上まで 行ってしまい、
結局ロープウェイ下の駐車場まで たどり着きました。

ここからは 積雪の為 車両通行止めでした。
火山ガスが出ているので ここから下山することにしました。

次の目的地は 黒川温泉の向こうにある 万願寺温泉です。



 万願寺温泉 共同露天風呂       水面とすれすれの高さに 浴槽があって お湯はこの時適温でした。

 ひさし程度の屋根がありますが 向かいの道路からは 丸見えです。

しかし そんなことは気にならない位 静かで 気持ちがイイ温泉でした。例によって脱衣場は無し。

荷物置き程度の棚があって そこが物陰になっているので そこで着替えます。

大阪にいる時には 考えられないくらいに 恥かしさがありません。
ここは鎌倉幕府の 九州の 拠点のあった所だと 土地のおばあちゃんが 教えてくれました。





ほっこりしたところで やまなみ再チャレンジです。

ガソリンスタンドで 情報収集すると 牧の戸峠は 昨日と同じように凍結して 
バイクは無理だろうと言われました。
さらに 迂回して 飯田高原(はんだこうげん)の入り口あたりの 九重町の道の駅で訪ねると 
やはり水分峠も 凍結してチェーン規制が解けていません。

もうきっぱり諦めて 次の目的地塚原温泉へ。
ここは 由布院から安心院(あじむ)方面へ抜ける途中にある 由布院のはじっこにある温泉地で
秘湯と呼ばれているそうです。

国道から外れて 由布岳と鶴見岳を ぐるっと回り込むように 迂回するルートで 
一番雪の少ないルートを選びました。

しかし温泉の手前3〜4kmのところで 塚原温泉休業の看板を見つけました。 

まっ いいっか!天気も良いし 少し暖かいのでぶらぶらと知らない道を 走るのも悪くない。

どうせ 別府まで一本道だし のんびり行こう。

途中 亀川へ抜ける道を見つけて そちらの方へ降りていきました。
ここで 雰囲気のある浜田温泉に 直行しました・・・・が!


おめあての 浜田温泉は 廃業して 新しい浜田温泉が向側に出来ていました。

つまらないので もっと雰囲気のある温泉を 探してうろつきました

。国道10号線を 大分方面にひたすら走って 別府市の一番はじっこと思われる 共同浴場を目指しました。




東町温泉 入湯料100円也
 ここいらでは普通の 半地下式の浴場 やはりここも地元の人の社交場でした。

90歳の姫路生まれのおばあちゃんと お話させてもらいました。
とても お元気で肌がきれいなのが 印象的でした。

家族に お土産を買うために 別府市内を ぶらぶら。
ここが 又今度いけるかの分れ目です。

しかし お土産の分まで 積載を考えて無いからなあ。焼酎と 温泉饅頭を購入。

いよいよ 別府ともお別れです。

19:00別府発 大阪南港行きフェリーに乗り込みました。バイクは私一人 当然でしょうね。






AM6:20 大阪南港着 自宅には8時前に到着。お疲れ様でした。
カブラくん ありがとう。無事帰り着きました。

無謀と思われた 冬季ツーリングでしたが スーパーカブと冬装備のおかげで 美しい風景と 温泉のよさを再発見した旅になりました。

カブラ君 又行こうね!  えっ もう嫌!?実は行きの南港で 
リアサイドカバーを傷つけられて(左側)いっぱい引っかき傷があるのです。

   
そういえば 大好物の馬刺しを注文するのを 忘れていたなあ。(阿蘇が本場です)
しし(猪)食ったら バカ(馬・鹿) かも(鴨)・・・・・・・・あと一歩です・・・・(恥)
 BACK