別府・湯布院冬紀行 大きい画像はこちら |
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何を好き好んでか 一年で一番寒いと思われる この時期に 私の二番目に好きな阿蘇・地獄温泉を目指して ツーリングを決行しました。敵は寒さと 路面凍結。普通の人なら まあバイクで行くことはないだろうけど 軽ーいノリでGO! 合言葉は「郵便やさんは 冬でもお仕事!」 です。(なんのこっちゃ) |
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前日の雨の隙を狙って 1月23日決行。雨の翌日は晴れってね。何とか休みが取れました。(クビになる日は近い?) |
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(ここで 見通しが甘かったようです 大阪も九州も雨だったので 雪があっても 溶けて流れているだろう、という考えでしたが 九州山脈では 雨はそのまんま 雪に変わっていたようでした) |
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ぬくぬくせっと | ||||||||||||
いくら 私がバカでも 寒いことは想像できます。今回の秘密兵器?は オーバーパンツ フェイスカバー ボアシューズ(コーナンで900円 特価!) おっさんハンドルカバーガムテープ止め(1500円)毛糸の手袋 そして不屈の根性(0円) |
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作戦その壱 フェリーで大阪南港から 別府へ渡るのに暖かい昼間 早めに到着しておく事。いくら私でも 九州まで自走する気はありません。今回はフェリー港までたどり着けば 半分成功だと思っていました。家から港まででも 十分寒いですよ。 |
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大阪南港 フェリー乗り場 雨の降る前に 到着しました (この後 降り出しました。助かった!) |
二等船室 すいていたので 楽でした。 難民キャンプみたい?嫌なら一等船室へどうぞ! |
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関西汽船は 株主割引券を持っていたので 半額で5450円也で済みました。(バリューセット)こういうときは 原付で良かったと しみじみ思います。 翌朝AM6:20別府港到着 寒い! 作戦その弐 寒いのでとりあえず 暖かくなるまで温泉で時間をつぶしてから 九州横断道路に登る事にして 朝からはいれる温泉を探す。 |
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鉄輪温泉の渋の湯が 朝6:30から開いています。前に来た時より ずいぶんときれいになっていました。ここは 源泉の上に直接建っていて 改装前の内部は 石ころを敷き詰めた地面から お湯が噴出していて その上にスノコが敷いてありました。そこで 着替えをしていたのです。今は 普通の銭湯みたいになりました。鉄輪(かんなわ)は 明礬(みょうばん)温泉と共に 別府では 湯治場の面影を 色濃く残している所です。特にこの共同浴場は 地元の人も フレンドリーで なごみます。 |
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鉄輪温泉で仕入れた情報では 扇山(茶色い山)のふちに 白い縁取りがあると 九州横断道路は 雪が残っているとの事でしたが 早速見てみるとはっきりと 白く縁取られていました。(写真では 分かり難いですが) 「あかんやん」思わず叫びましたが、ここまで来たら 確かめるしかないので とりあえず上がってみよう・・・最初は 雪も無くただ寒いだけで 何とかなるだろうと 油断していましたが だんだんと 恐ろしいことになって来ました。それは・・・? |
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一部 全面凍結!していました。白いのは ただの雪ではなく 雪が固まって氷になった凍結路面でした。鶴見岳の横あたりです。 日が当たらないので 路面が溶けませんが 幸い勾配が 少なかったので 何とか通過することが出来ました。しかしまだ難所が続きます。由布岳の登山道のある峠は もっとひどく 勾配もきつくて大変でしたが ここまできたら 後戻りの方が危険なので(今来た道が 下りに変わるから)何とか 進みました。由布岳の方は 余裕が無くて撮影できませんでした。 ←クリック |
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何とか下りて湯布院までたどり着きました。もうへとへとでした。空腹なので 街をうろつきましたが 時間が早すぎて開いていません。しょうがないので 風呂に入ることにしました。 |
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ご存知 湯布院の下ん湯 冷えきった体を温めるのに 好都合でした。AM9:00から開湯だったので 少し早く着いて 開くのを待ってから いれてもらいました。管理の方に お話を聞く機会があって 色々とお話しました。それによると 最近の外来入浴者は マナーが悪い人が多く 戸を壊したり 浴槽を汚したり 風呂の栓にりんごを詰めたり むちゃくちゃやる人が 目立つそうです。今に 一般開放しなくなる日が 来るのではないかと心配です。 |
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ファミレスで 遅い朝食を摂って いよいよ第二の難関 やまなみハイウェイのハイライト 「水分峠」へ。実は 私ここへ来るまで なめてかかっておりました。しかし 水分のドライブインを超えると いきなりの急坂の凍結道路に 出くわしました。カブラはズリズリと 尻を振って危険極まりなく これが下りになったら 恐ろしいことになると思うと 腰が引けました。なんせ 4輪車が尻込みしているのです。 作戦その参 撤退そして迂回路選択。 |
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湯布院に戻って R210号をたどり 庄内町から 狭間町 そしてR442にスイッチして 長湯温泉を目指しました。路面状態は 大丈夫みたいです。長湯温泉の「カニ湯」は前回入ったので その先の七里田温泉に入ることにしました。 |
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七里田温泉館 300円 村の社交場になっていました。 内湯と露天そして 少し離れた所にある サイダー温泉とセットで300円は リーズナブルな値段だと思いますが どうでしょう。特に サイダー温泉は 稀に見る炭酸の濃さで 珍しいものでした。大分の温泉 あなどりがたし!!ここまででかなりの時間を食ったので 昼飯を摂りました。ミソ味のだんご汁と いなりずしで600円也。ここのおばさんは 親切な人でした。PM1:30 |
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七里田温泉館で食べた ミソ味のだんご汁でこれはきしめんの 幅広い感じでした。(フェットチーネみたい) 大分では とてもポピュラーな食べ物ですが 南へ行くほど 又田舎に行くほど しょうゆ味から味噌味に 変わっていくように 思いました。(間違ってたら ごめんね)これのおかげでとても 体が温まりました。 |
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ここから 瀬の本高原にむかい やまなみハイウェイの本線を狙う作戦です。 |
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大野川広域農道 クリック↑ |
瀬の本から久住山を望む |
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九重の山々の南側 |
日陰は午後も凍結したまま |
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瀬の本高原の 交差点は 西は黒川温泉に向かい 東は今来た道で直入方面 北はやまなみハイウェイ一番の難所 牧の戸峠への道 そして南は阿蘇へ向かう道の十字路で ある意味一番美味しいところです。ここで状況を聞くと 牧の戸峠はチェーン規制でバイクは危険とのこと 水分峠よりひどいらしい。諦めて 大観峰へ向かいます。 |
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大観峰とは 阿蘇の山々が 釈迦の寝姿に見える所。向かって左が頭 真ん中が胸 右が足先で、涅槃(ねはん)といいます。 大観峰展望台の先までは バイクも車も入れないので 手前のミルクロードから阿蘇中岳 根子岳(左側) 杵島岳(右側)を望む。 写真だけ見たら 少しも寒くありません。 |
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今日は フェリー代も安く上がったことだし 奮発して少しだけ良い所へ 宿泊することにしましょう。阿蘇南側 長陽村の地獄温泉 清風荘に予約を取りました。何とか泊まれるそうで ひとあんしんです。 |
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BACK NO2へ続く |
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