亀山〜月ヶ瀬    2006/6/20

朝 上司からの電話。
「今日 休んでいいよ」
それはないでしょ。前日から言ってくれたら どこか遠くへ行けたのに・・・・・・

仕方がないので 朝からハンターカブの整備と 猫バスのワックス掛け それでも10時ごろには やることがなくなります。

猫バスのバッテリーチャージの為 日帰りでどこかへいきましょう。

先日occhan rider さんに教えていただいた 亀山の食堂へ行くことにします。
家から往復でも半日の行程です。

腹ごなしにも バイクのバッテリーにもちょうど良い距離と時間です。

朝から道が混んでいたので 贅沢ですが 市街地を抜ける為、高速道路を使います。
いつもの大山崎インターから乗って 京滋バイパスをたどり 滋賀県の草津まで走ります。


ここから国道1号を走りたいところですが 栗東〜水口〜土山〜鈴鹿峠のコースは 渋滞するところなので 違うコース大津信楽線県道16号を下り信楽へ そこからR307を通って水口方面へ 貴生川で今度は草津伊賀線を下って 柘植(つげ)町へ

田んぼには水がいっぱい入って 緑が目にしみる。
もうすぐ夏なんだなぁ
ここからはハンターなら通れない 無料の高速道路「名阪国道」を走ります。

その入口には 名阪健康ランドがありました。
今日は入る予定がありません。ご飯を食べる前ですからね。
先を進みます。

猫バスが速過ぎて あっという間に亀山についてしまいそうだったので 途中下車します。
国道25号の旧道を走ります。
ここは同じ25号線ですが 道幅が狭くてバイクで走るにはちょうどいい感じです。

山の陰は涼しくて 名阪国道よりは楽しいかな?
関を越え 亀山インターを越え 国道1号の旧道へ入ります。

教えていただいた ラ○ホテルとコンビニを目印に捜すと ありました。

空き地のように見えた広大な土地の奥に 小さな食堂の建物。

看板には 亀八食堂の文字!

しかし まあ ストレートな名前ですね。
亀が八匹もいたら そりゃあ目出度いでしょうに。(ちがうの?)
店内に入ってみると お店は広くて 懐かしい香りがします。

なにやら懐かしくて暖かい おっちゃんたちが通った昭和の食堂みたい・・・・
 
あのころのおっちゃんたちの食堂と違う。
古くて年季の入った店内だし それなりに煤けているのに この手の店によくある 油ぎった壁やどこかすさんだ臭い匂いが 全くありません。

あるのは よく手入れされた鉄板と 貫禄のあるテーブルとイス 特に鉄板は使い込まれ磨り減っていますが 錆がなく使用の度に 油で磨きこまれ 次の出番を待っています。
←画像リンク
やってきたのは 味噌味の焼肉
大量のキャベツと一緒に焼くので お腹いっぱいになるわりには 胸焼けしなくて 数時間もすれば すっきりしました。

キャベツには消化を助ける力があるそうです。

鉄板の向こうのおねえさんは 勝手に写りこんだ訳で 食事には関係ありません。

偶然とはいえ すごい絵面ですなぁ・・・・(笑)

おねえさん 火傷しないでね。
知らない間に こんなに人が増えていました。
まだ12時になっていないのに・・・

道路工事のおじさんたち お昼にはまだ早いんじゃないの?

そうか 早めの昼食なんですね。
ここ お昼はよく混むそうですから。
腹ごしらえも済んだし 写真も撮ったし とっとと帰ります。
帰りは西名阪を大阪方面へ 五月橋インターで降りて 月ヶ瀬方面へ
月ヶ瀬というところは 江戸時代の発明家で あの有名な平賀源内が紹介した 梅の名所。

彼の宣伝文句は 日本で最初の宣伝コピーであったとか・・・

途中ライダー達が集まる休憩スポットへ来てみると・・・・・・
憧れのBMW100RSが停まっていました。
知り合いの「目玉」さんのバイクでもないし 誰のでしょ?
と目で探すと 優しそうなライダーさんがいらっしゃったので ちょっとご挨拶をして話しこみました。

BMWの話は目からうろこの話ばかりですし この方相当の 旅人ライダーさんだとわかりました。

こちらもホームページの取材で来たことを伝えると お互いのハンドルネームを交換することになりました。

そのとき・・・「ブロスです」 「きよったです」・・・????
聞き覚えのある名前を聞いて驚きました。
お互い知らないもの同士なのですが 共通の友人が沢山いて どうやら火曜日ミーティングの友人で繋がっているようなのです。

世間は狭いです。
最近特にそう思う出会いがありまして なにやら顔の広い友人のおかげで いつのまにか知らない人と深く繋がっているのを感じます。

良い出会いを続けていれば きっと良いことがあると思います。

きよったさんの口から 火曜日のメンバーの名前がポンポン出てくるのには 楽しい驚きでした。

きよったさん これからもよろしく!
火曜メンバーらしく 優しくて人懐っこいバイク乗りさんでした。
おおきに!
話が楽しすぎて時間が経ってしまい 3時間くらい月ヶ瀬におりました。

こういうより道は楽しいので おおいにアリです。

楽しい時間は短く 帰るのさえ忘れます。

さてこの辺で帰りますか・・・

急にかかってきた電話で始まった休日でしたが 気まぐれな上司には ちょっとだけ感謝しましょうかね。

偶然の出会いにも感謝した一日でした。

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