2006/5/5 阿蘇〜竹田〜臼杵〜別府
5月5日こどもの日。阿蘇ユースの朝。 ここは食事の提供がないので みんなめいめい買ってきたパンなどを食べて 朝食をすませる。 私は昨日タッパーに詰めた おばちゃんちの高菜めしをゆっくり食べます。 阿蘇へ来たら これからはこのパターンになりそう。 早朝出発の自転車(?)旅行者。 これ なんという名前か思い出せないですが 電動アシストかなんか付けたら楽でしょうね。 ・・・・・あっ そんなことしたら 意味ないか(笑) 雨の日は辛そうな予感がします。 気をつけていってらっしゃい! 今日のコースは 渋滞が予想されるやまなみハイウェイには行かず 豊後竹田を通り 臼杵から大分〜別府のコースをとります。 今日は別府ユースで仲間のHideさんと待ち合わせ。 はやばやとここだけは立ち寄りますと宣言していました。 内心 誰か来てくれないかなぁと思ってました。(誰にも言いいませんでしたが) Hideさんの旅の予定は携帯メールで聞いていたので 毎日どこに居られるのかは 連絡を取り合って知っていました。 しかし今日は思いがけない出会いがありました。 予想しない人に沢山お会いできて 驚きと嬉しい誤算の一日になりました。 |
10年ぶりに訪れたのは 普光寺の磨崖仏。 壁に浮彫にした不動明王の中では 日本最大(11.3m)だという。 場所は「荒城の月」でおなじみの岡城址(竹田市)からバイクで20分くらいの 旧朝地町(現豊後大野市)の山中 山蔭になった谷あいの崖に くっきりとしたお不動様と制多迦童子(せいたかどうじ)と こん(矛へんに今)羯羅童子(こんがらどうじ)の脇持。 ここは昔 相当大きな修行道場だったようですが いつか廃寺になり 私が前に来た時も 無住寺でした。 いまは 地元の人の力で整備され お寺にも人が住まれているようです。 |
前に来た時は紫陽花の頃で 谷すじいっぱいに咲いていて とてもきれいでした。 岩肌のお不動様は 火山性の軟質の花崗岩に彫られているのですが 雨に濡れると鉄分の多い箇所が 赤みが増して お不動様の光背の(背中の後の部分)火炎のように見えます。 立ち姿の不動明王は 憤怒形(怒っている表情)なのですが 何故か優しいお顔で 考え事をされているようにも見えます。 |
お不動様に再会したあとは そこから20分くらいの 旧緒方町(現 豊後大野市)の原尻の滝へ。 ここは別名 日本のナイヤガラ 本家の滝と較べると かなりのスケールダウンですが 要するに珍しい形の横に長い滝ということです。 水量の多いときは なかなか雄大な滝になります(ミニサイズですが) ここの駐車場で カワサキZXR1200さんとお話ししましたが この人が昨日Hideさんと 同宿されたそうで 「昨日CBR1000の人と一緒でした」 「? その人 私の友達です!」 「? わははは 世間は狭いですね」 見知らぬ人と 初めて交わした会話が 私の友人のお話。 この人とも 今日からは知り合いになれました。 Hideさん ありがと。 |
前に来た時は このような吊橋はありませんでした。 滝の下流に 滝を正面から見られる木製の釣り橋が出来上がっていました。 谷瀬の吊橋(奈良県十津川村)や祖谷のかずら橋(徳島県祖谷山村)に較べると 頑丈そうで安心感があります。 |
おそるおそる渡ってみると やっぱり高所恐怖症の私には 恐ろしい橋でした。 ギシギシ ミシミシ 橋がしなって泣いています。 ゆらゆら揺れて 人が通ると かなり揺れます。 真ん中まで行って 滝の写真を撮って またもとの場所に戻りました。 怖いくせに渡ろうとする 私の悪い癖です。 人間の遠い祖先が猿だという学者の意見が 私には信じられません。 私は落ちこぼれの猿なんでしょうか? |
ここも久しぶり。 臼杵の石仏。 前に来たのは 国宝指定を受けて 石仏の修復や周辺の整備をしている真っ最中で 有名な首だけの大日如来も見られませんでした。 今日見てみると 大日如来様の首はちゃんと身体に乗っていましたが あの有名な首だけの石仏を知っている世代としては(高校の教科書にも載ってましたよね)ちょっと残念でした。 |
石仏創建当時は極彩色の彩色が施されていたらしく いまでも岩絵の具の名残がこびりついています。 臼杵の石仏は ここのほかにも 数箇所の仏様が安置されており 基本的には露天放置なのですが 臼杵市と国の配慮で 石仏が痛まないように 屋根をつけ また脆い石質を改善し保存する為 樹脂で固めたり 裏からワイヤーでわからないように留めてあります。 往古 ここは大きな仏教の修行場だったらしく 沢山の石仏があるのですが いまは寺の痕跡もなくひっそりとした山の中に沢山の仏様が座っておられるだけです。 大分は仏様の国 あまり知られていませんが 沢山の仏教の修行場があったようです。 特にこの臼杵と国東は 往古 仏教が盛んだったようです。 |
臼杵石仏探訪のあとは 腹ごしらえ。 石仏の傍のレストハウスで 鯵寿しとだんご汁のセットを食べます。 昼食には予算オーバーですが 初めての料理を食べられるのですから 多少のオーバーは許容範囲ですね。 鯵は酢でしめず 生のままですが 食べるときカボスを絞りかけていただきます(ご飯は酢飯です) このレストハウスも10年前に来たのですが すっかり大きくなって変わってしまい昔日の面影はありません。 以前は小さな茶店のような雰囲気でしたが 味は家庭的で大分で一番好きなだんご汁でした。 いまも美味しいですが 家庭料理というより おもてなし料理になってしまい ちょっと寂しいです。 |
臼杵から1時間ほど走ると 別府の町に到着します。 いつもいく鉄輪(かんなわ)温泉の共同浴場「渋の湯」へ行きましたが 空いておらず隣の「蒸し湯」へ行きました。 ここは日本各地に残る 古代のスタイルの風呂 かま風呂なのですが 他所のものが 薪や炭を熱源にしているのに比べ こちらは天然の地熱を使います。 かんなわ蒸し湯 大人一回 210円 毎月第4木曜14:00から休み 営業6:30〜20:00 |
穴倉のような蒸し湯の入口。 女性は浴衣のような湯衣をきて 男性はトランクス一枚で入ります。 中は藁が敷いてあって その上に横になります。 高いところに加え 狭いところ暗いところも嫌いな私にとっては あんまり嬉しい状況ではありません。 私は5分位で出ました。中はとっても暑い(熱い?)です。 その後 ぬるい風呂に入って汗を流して終了です。 係りの人は女の人ですが 昔からやっておられるのか 男性の裸は平気みたいです。 今の若い人なら ちょっと恥かしいかもしれません。 私は平気ですが・・・・おっさんですから。 |
別府の中でも鉄輪温泉というところは 湯治場の風情を残しており しかも庶民的なので 昔ながらの大衆演芸の劇場もあります。 名前をヤングセンターというのですが お客さんにたぶんヤングは一人もいないと思います。 「ヤング」という言葉が すでに「死語」ですが・・・・・ |
次に訪れたのは 明礬温泉の共同浴場「地蔵湯」 ところが 当分休業とのこと。 温泉の泉源の湯温が下がり しかも湯量も減ってきているので 数ヶ月まえから閉鎖していました。 ここ風情があってとても好きなんですが。 |
ここはいつも大盛況で 地面から吹き出ている天然蒸気を利用して まかないをしています。 ここの蒸気圧は 落ちていないのかなぁ。 ちょっと心配になりました。 |
別府の街中に戻って 別府の中心街の竹瓦温泉より やや南側にある永石温泉に行きました。 別府では何の変哲もない 町の風呂で(勿論かけ流しの温泉です)観光客もあまり来ないところで そのかわりゆっくりとできます。 入浴してから出るまで 誰も来なくて 贅沢な貸切状態でした。 入浴料金は100円也(2006/5現在) |
入口からはいると 脱衣場と風呂場の仕切りがなく 入口から風呂場 洗い場などが一望できる作りです。 画像は浴槽から脱衣場方向を撮っています。 誰もいませんから こんな画像も撮れるのです。 (勝手に撮ってゴメンナサイ) |
風呂めぐりをして やっとユースのチェックインの時間になりました。 懐かしいペアレントさん(宿主)と話していると 「ブロスさんでしょ?」 と話しかけられました? 見も知らない人なので きょとんとしていると 「はじめまして oziziです!」 えっー!! メールではやり取りをしていましたが お会いするのは初めてです。 なんでも 私がここに来るのを聞きつけて 私に合わせてここに来てくださったんだそうです。 事前連絡をしなかったのは 私を驚かそうと黙っていたそうです。 嬉しい出会いに また仲間が増えて 話がはずみました。 |
oziziさんのお友達のお二人 なんとこのうちのお一人は 今日ここで待ち合わせしている 私の仲間のHideさんのお知り合い。 友達の友達は 実は私の友達・・・・ 世間は狭い。 別府ユースや阿蘇ユースは 特にライダーが多く バイク繋がりの友人にあう確率がとても高いのです。 |
ユースでの夕食後 ユース付属の居酒屋「ひなた」が空くのを待っていたのですが 泊り客の飲み客が減らず 席が空かないので 私の案内で町の居酒屋「二十八万石」へ行くことにしました。 Hideさんも合流して 息の合ったライダー同士 数人お誘いをしたのですが その中に去年北海道行きのフェリーの中で一緒だった ゼファー750さんを偶然見つけて 「あれっ どこかでお会いしましたね」 「いやー 私も気付いていましたよ」 「あははは 早く言ってよ♪」 またしても偶然の出会いを経験して盛り上がりました。 画像は二十八萬石の「平鰺のりゅうきゅう」 皆さんありがと・・・ |
ユースに帰ったのは わりと遅い時間でしたが 居酒屋「ひなた」では まだ酒盛りをやってました。 遅くにHideさんのお知り合いの 400Rさんが到着されました。 壱岐の島からの帰りらしいです(何Km走ったんでしょうか?) Hideさんと400Rさんとで話がはずみ 寝たのは3時を過ぎてから。 明日の日程がきついとは知りながらも ついつい話しこんでしまい 寝る機会を失ってしまうのです。 でも こんなに楽しい人達と 親しくお話しできる機会は めったにありませんから 寝不足なんて感じないのです。 でも、 あー 明日は起きられるかなぁ・・・・ |