北海道第八夜
振り出しに戻る 小樽へ

天気曇り でも昨日より暖かい

上富良野 日の出キャンプ場3日目の朝 いよいよ出発しようと思う。今年の目標はあらかた廻ったが できればあと一箇所 行きたいところがある。ちょっと距離があるが 何、大丈夫だろう。もう パンクからも開放されたようだし、小樽へは 明日の朝に着けば間に合うし 行ってみよう。
目的地は 羊蹄山のふもと 京極町の羊蹄の噴出し公園

朝早く 上富良野をでて R237号からR38号にでて 芦別から歌志内へ入り R38号をショートカット やがてR12号にアクセスする。北海道の大動脈だ。日本一の直線道路を 南下する。非常に気持ちがいい。

しかし携帯は最悪。バッテリーの具合がよく無い。コンビニで買った 緊急充電器も 接触が悪いのか 切れたり繋がったりする。掲示板に 最後の連絡をしようと試みるが 接続途中で何度も切れてしまう。この携帯には 何度も泣かされ続けだ。大阪に帰ったら バッテリー交換になるだろう。

もう 通信は諦めてしまった。そうこうしている内に しらぬまに札幌に入ってしまった。
当初の計画では 千歳から 支笏湖を廻って 洞爺湖 羊蹄山と向かうつもりだったが 予定変更で 定山渓温泉から 中山峠経由で直接 羊蹄山に行くことにする。考えたら 隊長さんが来られたのと 逆コースなのかもしれない。しかし カブだと結構きついコースになった。札幌から 中山峠までずっと登りなのだ。あ〜疲れた(カブが)


道の駅 望羊中山では 桃ソフトと 名物揚げじゃがをいただく。熱々でそれなりに うまひ。 





羊蹄の噴出し湧水

ずっと上れば 後は下るだけ。京極町の 噴出し公園へは 2時頃到着。
ここはどんな所かと説明すると・・・
羊蹄山の麓で 環境庁選定の名水百選のひとつ 「羊蹄の噴出し湧水」という湧き水の出る場所を 親水公園にして観光地にしているところ。
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その湧き水が ものすごい湧水量で まるで都会の水道管が 事故で破れて 地面にごんごんと噴出しているよう。湧水量がハンパではなく まさに噴出しているかのよう。
水は冷たく 相当おいしい。

ペットボトルに 水をもらって先へ進む。まだ走れそうなので 近くのニセコパノラマラインを目指した。適度なアップダウンは 寝不足の身には 少々きつかったが、久しぶりにまともに走った気がして 大満足。
走って汗を流したところで お決まりの温泉。浴槽のきれいな 雪秩父の風呂が良いが
たぶん満員で 身体が洗えないだろうと判断して 五色温泉に行った。

五色温泉。 ←クリック
 

昔のままの情緒ある浴槽は ほっとさせるが、 確か まえに来たときは もっとボロボロの温泉だったと思う。たぶん 前に入ったのは 湯治専用の湯船の方に 入れられたのだと思う。

キタキツネ↓クリック
五色温泉を出て パノラマラインを下っていると。キタキツネに出会ったので、モデルになっていただく。彼等の生活も 楽じゃない。そんな映像だった。道路は ゴミ箱ではありません。ものを捨てるのは やめましょう。

そんなこんなで 寄り道しながらR5号に戻って いよいよ最終地 小樽へ向かう。
案の定 小樽の手前の余市では 日が暮れてしまった。

柿崎商店 ←クリック
ここは魚をはじめとする 海産物専門のスーパーみたいな所だが 店の二階の食堂で
新鮮でおいしいお魚を 安く提供していて へたな食堂よりも余程 美味しかった。
案の定 観光客で ごった返していて 長く並んだが 待つ価値は充分あった。

さあ いよいよ私の 北海道最後の地になるのか・・
今日の宿泊地は 全く考えていない。昔は 小樽や 函館 札幌の駅で 寝た想い出がある。だから 何とかなるさ・・・・・・・・

小樽ビール ←クリック
街中を ブラブラして 恒例の地ビールのビアホールにむかう。バイクはとりあえず フェリー港に置いてゆく。
小樽倉庫No.1 ここのビールを初めて飲んでから 地ビールにはまった。特に黒ビールの「ドンケル」は 最高!おつまみも しゃれたものが多く 言うことなし。
この日は 生演奏も聞けて得した気分だ。帰りは港まで歩いて帰った。涼しくてきもちいい。

小樽夜景←クリック
小樽の夜景も きれいだった。
フェリー港に来てみると 先客が沢山いて @寝ているもの A議論しているもの B酒盛りしているもの など様々いて 非常に面白い。私は勿論Bのグループへ それでも夜更けには みんな次々と休んでいった。


みんな 私も含めて 地べたに座る人 しゃべる人 地べたで寝る人 など 北海道以外では こんなことしてたら○ームレスと言われるぞ!

さあ 明日朝 フェリー乗船
小樽港 早朝 ←クリック






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